しかもパドレス最終戦はシャットアウト勝利
今季はホワイトソックス、マーリンズと並んでひたすら負けが混んでしまい、目を覆う惨状しか見えなかったコロラド・ロッキーズですが、ここに来てなんと前年WS覇者のレンジャーズと今季も自力がある同地区のパドレスを連続スウィープ!その前のジャイアンツとの最終戦にも勝利しているので、目下、7連勝を果たしています。
しかも現地2024年5月15日のパドレスとのゲームは8-0のシャットアウト勝利!ようやく今季、光明が見えてきております。
この2シリーズは投手陣が健闘
ロッキーズがレンジャーズと対戦する前のシーズン成績は現地2024年5月9日終了時点で8勝28敗。その要因はもちろん投手力。得点129に対して、失点が213でその差は-84。ただ、この時点でもマイアミの方が下回っていて失点は222もありました。
そして連続スウィープを果たした後は、15勝28敗、得点172、失点227で得失点差は-55に縮小。この間もマイアミは失点を重ね続け、250に到達しています。
ただ、現地2024年5月15日終了時点のチームERAは5.03でMLB ワーストには違いありません。マイアミは4.98でワースト2。
5月はERAが改善
直近の成績で見て見ると、ロッキーズの5月の月間ERAは2.97 !これはMLB 8位。ここに来て投手力が大きく改善したことが伺えます。
オースティン・ゴンバーがERA3.02
なかでも投手陣を引っ張っているのは左腕のオースティン・ゴンバー(Austin Gomber)。今季、30才となります。もともとは2014年のカージナルスの4巡目指名の投手でしたが、2021年2月にカージナルスがノーラン・アレナドをトレードで獲得した際にロッキーズへ移籍。
ロッキーズ移籍後のゴンバーはチームが苦戦する中、2021年から連続して100 IP以上を投げ、2021年と2023年は9勝をマーク。
今季も開幕後はチーム状態が悪かったのですが、9試合を投げ、ERA は3.02。勝ち星はまだ1勝を得ただけですが、内容が良い投球が続いています。
ゴンバー、パドレスとのGm3でスコアレス投球
そのゴンバーの投球が冴え渡ったのは現地2024年5月15日のパドレスとのGm3。敵地での登板だったのですが、ゴンバーはパドレス打線を6イニング2ヒッター、スコアレス投球を披露。BB2、SO 5。
立ち上がり3イニングをパーフェクトに抑え、乗って行きました。ゴンバー降板後はジャスティン・ローレンス、ニック・ミアーズ(RHP)、そしてピーター・ランバートとスコアレスでつなぎ、とうとうパドレスからシャットアウト勝利を納めました。
打線は相変わらず、クリス・ブライアントが離脱したままですが、ライアン・マクマホンを筆頭につながりが出てきました。
ロッキーズは現地2024年5月17日からジャイアンツとの3ゲームシリーズ。ここでもどういう戦いぶりをするのか、注目ですね。ナ・リーグ西の上位チームにとっては脅威となりつつあります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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