吉田選手、始めてのIL入り
現地2024年5月1日、ボストン・レッドソックスはOF兼DHの吉田正尚選手を10 Day IL に入れると発表。吉田選手のIL入りは今回が始めて。吉田選手は4月28日のカブス戦で6番DHで先発出場。このゲームでは2打席目で2Bの頭を超えるクリーンヒットを放ち、1点を奪った後にさらなるチャンスを拡げる活躍を見せていました。ところが、第3打席が回ってきた6回裏にロブ・レフスナイダーと交代。ゲーム当日はコーラはどういう采配をしているのか?と疑問に思ったのですが、どうやら怪我をしていたということですね。
"I think it's painful. Potentially, affects the swing a bit but, don't think there's long term concern"
— NESN (@NESN) April 30, 2024
Craig Breslow on Masataka Yoshida's injury, Vaughn Grissom, & Nick Pivetta@TomCaron | #RedSox pic.twitter.com/aeynwY8bK1
4/28、第2打席で左手親指を傷める
吉田選手の上述の打席を見ると、これまでつけていたか?というくらいに左手の親指に緩衝材のリングをつけていました。前から付けていたかもしれませんが、こんなに大きかったか?というくらい目立つものでした。
打ち終わって1Bベースでランナーコーチと言葉を交わす時に、顔をRFの方に向けていたのが今になって思えば痛みを堪えていたのか?と思います。
上り調子だっただけに悔しい
開幕からスロー・スタートとなった吉田選手ですが、4月28日を含めた直近6試合の成績は、ご覧のように調子を上げていました。
- AB: 15 – Hits: 8
- 2B: 1 / HR: 1
- RBI: 3
- HBP: 2
- AV.533、OBP.611、SLG .800、OPS :1.41
- 2 XBH
ようやく本来の力を発揮し始めたというタイミングでのIL入りゆえ、本人が一番悔しいでしょうね。
5月1日(水)にMRIで見てもらったところ、左手親指の捻挫ということでした。打つたびに痛ければ苦痛でしかありませんね。
復帰は早いはず
MRIが見るのは筋肉や腱ですが、骨などには異常はなさそうです。おそらくX線を撮る必要はないとの判断かと思いますが、今後の経過次第で復帰はわりと早いと思われます。上述のクレイグ・ブレスローの埋め込みでも復帰はそんなに時間がかからないと述べております。
レッドソックスのロスター・ムーブ
今回の吉田選手のIL入りと相まって、月も変わったことから、レッドソックスはロスターを弄りました。
ドミニク・スミスとサイン
1日、レッドソックスは28才の1Bで左投げ左打ちのドミニク・スミス(Dominic Smith)と1年契約でサイン。金額の詳細は現時点では不明です。
ドミニク・スミスは2017年にメッツでメジャー・デビューし、2022年までメッツに在籍。2020シーズンにはAV.316をマークし、MIVP投票で13位に入っています。2023年はナショナルズでプレー。.254/.326/.366、HR 12、RBI 46。アベレージ・ヒッターです。2024年は2月23日にカブスとマイナー契約を結ぶも開幕前にリリース。4月1日にレイズとサインしたものの、トリプルAダーラムで1ヶ月後の4月30日にリリース。今回、レッドソックスと縁が出来たということになります。
先日獲得したギャレット・クーパーは30日のゲームに早速出場するも手首にデッドボールを受け、欠場中。ドミニク・スミスの補強はそこを埋めるためでもあります。なお、ギャレット・クーパーは早めに復帰できる予定です。
そして現地2024年5月1日のジャイアンツ戦で早速デビュー。1安打、1RBI を放ち、幸先良いスタートを切っています。
ザック・ショートを金銭トレードで獲得
また、SSのザック・ショートをメッツから金銭トレードで獲得。
右腕のブラディミール・グティエレス(Vladimir Gutierrez)をDFAとしてスペースを空け、さらに先日、DFAとなったジョーリー・ロドリゲスをトリプルAウースターにオプションしました。てっきり、トレードで手が上がるのかと思っていたのですが、トリプルAに残ることに。
レッドソックスは4月30日、INFのパブロ・レイエスをDFA。ザック・ショートはそのスポットでの起用ということになりそうです。そして間もなく、
吉田選手、今回の怪我は時薬の面もありますから、しっかり治してまた打ちまくってもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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