今季5号がMLB通算176号
現地2024年4月21日、大谷選手のメジャー通算HRが176本となり、これまで松井秀喜選手が持っていた日本で生まれたメジャー・リーガーの最多HR175本をついに超えました。
エイドリアン・ハウザーから
大谷選手のメモリアルHRが出たのは21日のメッツ戦。ドジャースは前シリーズのナショナルズとのGm3からメッツとの2試合を含めて3連敗中でした。山本投手もまだ本来の投球を見せ切れておらず、また弱いと言われたリリーバーによる失点も響いた3連敗でした。
ドジャース戦のスウィープを狙うべくメッツが立てた先発は元ブルワーズのエイドリアン・ハウザー。シンカーを得意とする投手で、右打者にはインコースに食い込んで来ますし、左打者には遠ざかっていく軌道を放ち、ドジャースの苦戦が予想されていました。
実際、ドジャースは1巡目で大谷選手は三振しましたし、ヒットはフレディー・フリーマンの二塁打1本のみ。
3回裏、ドジャースは9番のギャビン・ラックスから始まるターンで2巡目に入るところでしたが、まずラックスが四球を選んで出塁。これはいい四球でした。つづくムーキーはRFフライに倒れ、1アウト1塁で大谷選手が打席に。割と仕掛けが早い大谷選手。この打席もその通り、2球目のスライダーが甘く入ってきたのを見逃さずにするどくスイング。これが右中間スタンドに入る大きな当たりとなり、2ランHRとなってドジャースが2点を先制。上述のように3連敗中でしたから、その悪い流れを断ち切る意味でも価値あるHRとなりました。
ドジャースはその後、5回裏に先頭のアンディー・パヘス(Pages)の二塁打を皮切りに一挙8得点。5回終了時点で10-0としてゲームを決めました。
投げては先発のタイラー・グラスノーが8イニングまで投げきり(101球)、10三振を奪う好投でメッツを寄せ付けず、10-0のスコアで連敗をストップさせました。
大谷選手は、3打数2安打で2RBIをマーク。最後は点差が空いたことから途中交代しています。
2004年当時のHRランク
松井選手のシーズン最多HRは2004年の31本。この頃はボールが飛ばない印象があったのですが、HRランキングを見るとかなり打ってはいます。
ただ、名前を見るとゴリゴリのスラッガーばかりという時代でもありました。
2004HRランク
1. エイドリアン・ベルトレ:48
2. アダム・ダン: 46
アルバート・プホルズ:46
4. バリー・ゴンズ:45
5. マニー・ラミレス:43
6. ジム・トーミー:42
ジム・エドモンズ:42
8. デービッド・オルティズ:41
ポール・コナーコ:41
10. ヴラディーミル・ゲレロ:39
モイセス・アルー: 39
大谷選手本人もこのマイルストーンを大事にしていたようで試合後のインタビューでは喜びのコメントを出していましたね。あっさりしているのかと思いきや、結構意外でした。
大谷選手はどこまで記録を伸ばすのか、楽しみですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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