ドジャース、連敗は阻止!
現地2024年9月19日、前日のマイアミとのGm1を落としたドジャース。ブレーブス戦がかなりハードだったがゆえにその反動もあったと思いますが、Gm2ではしっかりと勝利をもぎ取りました。
なお、ドジャースは好調のミゲル・ロハスが足を傷めてこの日は欠場。SSにはトミー・エドマンが入り、2Bには5月29日以来の内野守備となるムーキー・ベッツが入りました。CFにはアンディー・パヘス、LFにはクリス・テイラーが入り、RFにテオスカー・ヘルナンデス。なお、ライアン・ウェザーズがLHPゆえにマックス・マンシーはベンチスタート。3Bにはキケ・ヘルナンデスが入りました。
ランドン・ナックが5回無失点
まずドジャース先発のランドン・ナックですが、本来の投げっぷりの良さを十分に発揮。5イニングをスコアレス、被安打2、BB2、SO7とゲームメイクに成功。
ドジャース打線はマイアミ先発のライアン・ウェザーズに手こずりそうな雰囲気がありましたが、ナックの投球が打線に良い流れを作り、中盤のビッグイニングにつながったと思われます。
ドジャースは先発がゲームメイクしさえ出来れば、なんとかなるというのを証明したような勝利でした。もちろん、ブルペンでリードを吹き飛ばされることもありますが、先発がゲームを整えるに越したことはありませんね。
大谷、49盗塁目
大谷選手はこの日も1番DHで出場。1回表、インコースへの4シームをLFへうまく運び、シングルヒットで出塁。
大谷選手はすかさず2塁へ盗塁。この時、送球が乱れ外野へ転がったのを見て大谷選手は3塁へ進塁。大きなチャンスを作ります。
先制のチャンスとなったドジャースですが、1アウトからテオスカー・ヘルナンデスの放った当たりが前進守備を敷くSSへ。ホームへスタートを切った大谷選手でしたが、当たりがあまりにも正面だったため、ホーム直前で3Bへ引き返し、ランダウンプレーに誘いましたが、3塁でアウトに。その後はフリーマンも倒れて先取点はなりませんでした。
There’s no stopping Shohei Ohtani right now. 😮💨
— MLB (@MLB) September 18, 2024
Make that stolen base No. 49. pic.twitter.com/Xtsu4kvtq1
この日、大谷選手はこの1本のみ。5-1で2SOでした。50−50へ向け、48-49となっております。
イチローに次ぐシーズン盗塁数
大谷選手の49個目の盗塁はMLB史上2番目に多い日本出身選手の1シーズンでの盗塁数となりました。
日本人シーズン最多盗塁は誰か?というとイチロー選手です。イチロー選手は2001年に56盗塁を決めております。
4回表、ドジャースはトミー・エドマンの2ランHR、キケ・ヘルナンデスの3ランHRで計5得点。これで大きな流れを引き寄せました。
ドジャースのブルペンですが、この日はジョー・ケリーが復帰。6回裏の1イニングをパーフェクトに抑えています。
7回裏にはトリプルAから上がっていたザック・ローグを起用しましたが、1アウトを奪えず、被安打3、失点3でブレイク・トライネンに交代しました。8回はマイケル・コペック、9回はブレント・ハニーウェルが登板し、8-4のスコアで勝利。連敗を阻止しました。
ロスターの調整
ドジャースですが、ラフ・スタートが続いていたボビー・ミラーがトリプルAへ。また、Gm1で流れを止められなかったマイケル・グローブもトリプルAに降格となっています。上述のようにザック・ローグを上げたのですが、結果が出ませんでした。もう1度くらいはチャンスを与えるとは思います。
NLウエスト順位
この日はパドレスがアストロズを4-0でシャットアウト勝利。パドレスはディラン・シーズが9回途中まで被安打2の素晴らしい投球を披露。マニー・マチャードがスコアレスの均衡を破る先制HRを放ち、その後もHR攻勢で4得点。マチャードは2HRを放っています。
Dバックスはホワイソックスに粘られましたが、延長13回で試合を決めて4-3で勝利。ご覧のゲーム差となっています。3チームとも勝ったのでゲーム差は変わらず。
# | Club | W-L | GB |
---|---|---|---|
1 | LAD | 90-62 | – |
2 | SDP | 87-66 | 3.5 |
3 | AZ | 84-68 | 6.0 |
90勝となったドジャースは、19日(木)にマーリンズに勝てば、ポストシーズン進出が決まります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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