ダルビッシュ投手が好投!
現地2024年5月12日、ドジャース@パドレスのライバル対決シリーズのGm3が行われ、パドレスはダルビッシュ有投手が先発。ドジャース打線を7回スコアレスに抑える素晴らしい投球を披露しました。圧巻の投球で7イニングまで投げた点も凄かったのですが、ダルビッシュ投手はドジャース打線をなんとたった2安打に抑える好投。パドレスのシリーズ・ウィンに大きく貢献しました。
大谷選手は腰のハリで休み
ダルビッシュ投手が対したドジャース打線ですが、この日は大谷翔平選手が腰のハリで欠場。大谷選手はこのシリーズではGm1で2安打を放っていました。大谷選手の腰はDay to Dayで次のジャイアンツとのシリーズではラインナップに復帰する予定です。
よって、この日のドジャースはいつも2番を打っている大谷選手以降が繰り上がるようなラインナップとなりました。
- ベッツ/ SS
- フリーマン/ 1B
- W.スミス/ DH
- T・ヘルナンデス/ RF
- マンシー/ 3B
- パヘス/ CF
- キケ /LF
- ロハス/ 2B
- バーンズ/ C
ダルビッシュ投手、7回/ 2ヒッター&スコアレス
大谷選手が抜けたとは言え、ドジャース打線の破壊力は変わらないのですが、そんなドジャースを相手にダルビッシュはなんと4イニングまでパーフェクト投球。初回にフレディー・フリーマンに対して高めをうまく使ってRFフライに打ち取るなど、意図して投げた投球がことごとく素晴らしかったです。
初ヒットが5回表!
そしてドジャースに始めて出塁を許したのは5回表の2アウトからアンディー・パヘスへの四球でした。直後にキケ・ヘルナンデスにもシングルを許し、この日初めてのピンチを迎えましたが、ミゲル・ロハスをCFライナーに仕留め、無難に乗り切りました。
6回表には1アウトからムーキーにダブルを許し、この日始めての長打を許しましたが、フリーマン、ウィル・スミスと抑えドジャースに付け入る隙を与えませんでした。ダルビッシュ投手は7回表にも中軸を三者凡退に仕留め、このイニングで降板。これだけ深いイニングを投げて101球で、コマンドが凄まじくてストライクは74球。被安打2、スコアレス、BB 1、SO 7とドジャースを完全に封じました。まさに芸術的な投球。凄かったです。
ビューラーの2戦目
この日のドジャースの先発は、トミージョン手術から復帰後2度目の登板となるウォーカー・ビューラー。ビューラーは初回にタティス・Jrとジェイク・クロネンワースに2者連続HRを許すなど2点を奪われる立ち上がり。2イニング目も長短打を浴びてランナーを背負うも、無失点。3イニング目にしてようやく三者凡退のイニングを作りましたが、4イニング目に満塁のピンチを作ったところで降板。この後、スイッチしたライアン・ヤーブローがルイス・アラエズにSSゴロを打たれ、この間に1点を入り、ビューラーの自責点に。この日のビューラーは3.1 IPで被安打5、失点3、自責点3、BB 2、HBP 1、SO 2、HR 2。復帰2戦目ゆえ、まだ本調子には時間がかかりそうです。
パドレスは5回裏にはザンダー・ボガーツにソロHRが出てこの日、4得点目。
ダルビッシュが完璧にゲームを作ったので、この日はこれだけあれば十分でした。ダルビッシュ投手降板後はワンディー・ペラルタ、ロベルト・スアレスとつなぎ、この日はドジャースをシャットアウト。
4-0のスコアでパドレスが勝利し、このシリーズの勝ち越しを決めました。
ダルビッシュ投手、日米通算199勝目
この日、シーズン3勝目を上げたダルビッシュ投手は、日米通算199勝目をマーク。200勝まであと1勝となりました。
Club | Yrs | W | L | ERA |
---|---|---|---|---|
NPB | 7 | 93 | 38 | 1.99 |
TEX | 5 | 52 | 39 | 3.42 |
LAD | 1 | 4 | 3 | 3.44 |
CHC | 3 | 15 | 14 | 3.60 |
SDP | 4 | 35 | 30 | 3.76 |
NPB時代のERAが1点台というすごさ。ガブス時代はトミージョン手術とコロナ・パンデミックがあったので15勝にとどまりましたが、パドレス移籍後はまた数字が上がっております。
ダルビッシュ投手の次の登板も楽しみですね。ボガーツにも支援弾をお願いしたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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