同地区ライバルの対決は2戦続けて熱戦
現地2024年3月30日、ブレーブス@フィリーズの開幕シリーズGm2が行われ、ブレーブスが同地区ライバルのフィリーズに対して連勝スタートとなりました。
一方、フィリーズは開幕戦となった現地2024年3月29日のGm1では先発のザック・ウィーラーがゲームメイクするも、故障者が出たブルペンに綻びが出て8回に一気に7失点を喫して3-9と大敗。
Game2では今オフに再契約したアーロン・ノラがラフ・スタートとなり、ゲームメイクできず、追い上げムードの打線に冷水を浴びせる投球となり、ゲームメイク出来ず。さらに、この日もブルペンが失点を喫し、4-12と大敗。大挙して押し寄せた地元ファンを落胆させる結果となりました。
アーロン・ノラがラフスタート
そのアーロン・ノラですが、先頭のアクーニャの3Bゴロをアレク・ボームが処理を間違えたことでガタガタと来たかもしれません。グランドボーラーのアーロン・ノラには痛い立ち上がりになったのでしょう。これでオジー・アルビーズに即座に2ランHRを浴び、あれよあれよという間に2点を失った形となりました。
フィリーズ打線は1回裏にカステヤーノスの押出四球とブライソン・ストットの2点タイムリーで3点を奪い、ノラのシーズン・スタートを早速援護したのですが、2回表には先頭のマイケル・ハリス2世に四球を出した後、オーランド・アルシアとトラビス・ダーノーに2者連続二塁打を浴びるなど3失点で逆転されてしまいます。どうも切り替えが出来なかったようです。
3回表にはマット・オルソンに今季初HRを浴びるなどさらに2失点。ブルペンに不安のあるフィリーズはノラを5回途中まで引張り、結局、4.1イニングで被安打12、失点7、自責点7、BB 1、SO 3、HR 2というラフスタートとなりました。
マックス・フリードもゲームメイク出来ず
ブレーブス先発のマックス・フリードもラフ・スタートとなり、1イニング持たず、0.2イニングで43球を費やし被安打2、失点3、自責点3、BB 3、SO 1という結果でした。
ジャレッド・ケルニックが大当たり
マリナーズからブレーブスに移籍したジャレッド・ケルニックは本来は非常にセンスあふれるバッターなのですが、過去3シーズン中、2シーズンで打率.100台、2023年はやや改善して.253まで上げてきたのですが、ジェリー・ディポートPOBOからその打撃を半ば諦められてのトレードでかなり正念場のシーズンでもあります。
そのケルニックはブライアン・スニツカー監督の起用に応え、開幕戦でまず1安打、そしてこの日はタイムリー2本を含む3安打、1BBで4打数3安打、2 RBIと大当たり。素晴らしいシーズンデビューを果たしています。
ハーパーはまだ1本が出ず
逆にフィリーズの主砲ブライス・ハーパーは3回裏のヒット性のLFへのライナーを上述のジャレッド・ケルニックに好捕されるなど今季は2試合で未だヒットなし。そろそろ1本が期待されるところです。なお、守備ではベンチに飛び込むハッスルプレーを見せております。アウトにはなりませんでしたが。
ブレーブスは2戦で22安打
2試合連続大差で勝利したブレーブスはGm1では13安打、Gm2では19安打を放ち、2試合併せて22安打と好調です。ブレーブスはこのゲーム、マックス・フリードの後を継いだジェシー・チャベスが3イニングで1失点と好投。ゲームを再構築しました。ブレーブスはオフシーズン、一旦は40才のこの右腕を手放したのですが、3月25日にマイナー契約でサイン。28日にメジャーに上げていました。
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