2位との直接対決は好ゲームの連続!
フィリーズとの4ゲームシリーズ中のブレーブスは、現地2023年9月13日のGm4を前に地区優勝へのマジック・ナンバーが2。もし、このゲームで勝てばマジックは一気に消滅て地区優勝という状態でした。
- 162 (RS gm)+1 – 96 (ATL win) – 67 (PHI lose) = 0
現地11日のダブルヘッダーから始まったこの直接対決は、いずれも接戦で好ゲームの連続!フィリーズも相当粘り強いのですが、ブレーブスがそれを制してきました。ここまでブレーブスの2勝1敗。
勝利数から言ってブレーブスの地区優勝は確かなものではありましたが、勝てば優勝のブレーブスはこの日、スペンサー・ストライダーを投入してきました。
S・ストライダーが7回1失点
1回表に、オースティン・ライリーの2ランHRで2点の先制点をプレゼントしてもらったスペンサー・ストライダーでしたが、立ち上がりは制球に苦しみました。2つの四球を出し、ランナーを貯めたところでブライソン・ストットにタイムリーを浴び、1点を返されます。
ブレーブスは3回と4回にもそれぞれ1点を上げ、4-1としてゲームを優位に進めます。
スペンサー・ストライダーは2回以降は単発で3安打を許したのみ。
ストライダーは7回、110球を投げ、被安打4、失点1、BB 2、SO 9でゲームメイク。ブレーブスはその後、ブラッド・ハンドとカービー・イェーツがパーフェクト・リリーフを見せてフィリーズ打線を封じ、このまま4-1で勝利。このシリーズで初めて3点の差をつけて勝ち、見事に地区優勝を果たしました。
この時点でブレーブスは96勝50敗。あと16試合を残していますので、2年連続で100勝達成となりそうです。
【YOUTUBE】Braves dominate on the way to 6th straight NL East title! (2023 Braves Season Highlights)
地区6連覇
この日、地区優勝を決めたブレーブスはこれで地区6連覇を達成。2018年からずっと地区優勝です。
1995年から2005年まで地区11連覇を達成した時期がありましたが、その時期に匹敵するほどの黄金時代とも言えそうです。
チーム打撃成績はトリプルクラウン!
今季のブレーブスはとにかく破壊力が抜群。チームの打撃成績は、打率、打点、RBIでトリプルクラウンを達成。その他にもNO.1の項目はこれだけあります。まだあると思いますが。
打撃項目 | 成績 | MLB # |
---|---|---|
AV | .276 | 1位 |
HR | 282 | 1位 |
RBI | 824 | 1位 |
OBP | .343 | 1位 |
SLG | .501 | 1位 |
OPS | .844 | 1位 |
RUN | 852 | 1位 |
Hits | 1382 | 1位 |
25HR以上が5名!
驚異的なHR数を誇るブレーブスは、25HR以上を打っている選手が5名もいます(現地2023年9月13日時点)。
- マット・オルソン: 51
- ロナルド・アクーニャ・Jr. : 37
- オースティン・ライリー:35
- マーセル・オズーナ:34
- オジー・アルビーズ:29
その他にも2桁HRを放っている選手が5名もおります。
- エディー・ロザリオ:21
- ショーン・マーフィー: 20
- オーランド・アルシア: 17
- マイケル・ハリス2世: 16
- トラビス・ダーノー:11
チーム投手成績
そんなブレーブスの現地2023年9月13日時点の投手成績を見てますと、スペンサー・ストライダーがいる分、SOの数はダントツで1位ですが、それ以外は際立って高いということはなく、特にスターターのERAはあまりよくありません。やはり打撃が引っ張ってきたことがわかるのですが、ER(自責点)の少なさがそれでもトップ4に入るという面白い結果に。
投手成績 | Stats | MLB # |
---|---|---|
ERA | 3.90 | 5位 |
スターターERA | 4.14 | 11位 |
リリーバーERA | 3.54 | 4位 |
WHIP | 1.27 | 14位 |
SO | 1387 | 1位 |
Oppo AVG. | .241 | 9位 |
ER | 563 | 4位 |
HR | 159 | 4位 |
10勝が3人
ローテションを見てみると、やはり強力なメンバーだというのがわかります。
- スペンサー・ストライダー: 17勝5敗
- ブライス・エルダー: 12勝4敗
- チャーリー・モートン: 14勝11敗
- マックス・フリード: 7勝1敗
アクーニャの活躍
ブレーブス打線は上位から下位まで本当に抜け目のない打線ですが、やはりロナルド・アクーニャ・Jr.の活躍がチームを牽引してきたのは間違いないところです。
【ロナルド・アクーニャ・Jr.の成績(現地2023年9月13日)】
- PA: 680
- AB: 594
- Hits: 199
- HR: 37
- ダブル: 32
- トリプル 3
- RBI: 97
- 打率: .335
- OBP: .416
- SLG: .586
- OPS: 1.002
- SB: 68
- BB: 77
- SO: 78
ムーキーとのMVP争いも注目ですね。
PSではNLDSから
現時点でNLでの勝率がトップのブレーブスはこのまま行けば、ワイルドカード・シリーズは免除でNLDSからのスタートに。対戦相手はワイルドカード1位と2位で争われる勝者との対戦に。
ブレーブスは2021年以来のWSチャンプを目指します。
お読みいただき、ありがとうございました。
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