大谷選手の前半戦成績のまとめ
現地2023年7月8日、エンゼルスとドジャースは前半戦最後のゲームを終えました。エンゼルスとドジャースだけは一足早く現地8日で終わり、残りのチームは現地9日までゲームがあります。
前半戦と言っても、前半の方が試合が多く、きれいに半分に分かれてはいないのですが、オールスターで一区切りというところです。エンゼルスは162試合中91試合を消化し、ドジャースは89試合の消化です。
ドジャース戦でまたしてもサイクルまであと一歩
その前半戦最後のドジャース戦で大谷選手は、1番DHで出場。この日のドジャースはオープナー日で、先発はいつもリリーフで投げる左腕のアレックス・ベシア(Vesia)。大谷選手は、第1打席、そのベシアから初球の93.1mphのアウトローの4シームをCFへラインドライブのシングルを放ちます。これが本日の狼煙でした。
6点を追うこととなった3回表の第2打席は、1アウトから回ってきて、ピッチャーは2回表から投げている右腕のマイケル・グローブ(Grove)。大谷選手は3球目の甘い4シームをRFへ弾き返し、これが3塁打となります。ベースランニングも良かったですね。
8点を追うことになった6回表の第3打席は、同じくグローブから88mphの甘いカットボールを捉えたのですが、CFフライ。
スコア2-9となった第4打席、大谷選手は2アウト1塁で打席に入り、同じくグローブから、真ん中低めのスライダーを捉え、CFへ2ランHR。エンゼルスは4-9と追い上げを図ります。
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スコア4-10となった9回表、エンゼルスはノーアウト満塁の大きなチャンスを得ます。アンドリュー・ベラスケスはこの日は戦意喪失したかのようにまた三振を繰り返し1アウト。
サイクル安打の期待がかかった大谷選手の第5打席。二塁打が出れば達成だったのですが、左腕ブライアン・ハドソンの外に逃げるカットボールをLFに犠牲フライを放ち、打点を上げます。二塁打がほしいところでしたが、きっちりと1点は奪いました。
最後、ドジャースはハンター・レンフローに右腕のエバン・フィリップスを起用して三振を奪い、5-10でドジャースが勝ちました。
1ヒット・シャイは7度目
これで大谷選手のサイクルまであと1安打は7度目となります。
- 4/22 vs OAK: HRが出ず
- 4/27 vs OAK: HRが出ず【登板日】
- 5/15 @ BAL: 2Bが出ず【登板日】
- 6/3 @ HOU : HRが出ず
- 6/9 vs SEA : 3Bが出ず【登板日】
- 6/23 @COL: 3Bが出ず
- 7/8 @LAD: 2Bが出ず
ジョー・アデル、故障
なお、このゲームでジョー・アデルが左腹斜筋を傷め、1打席で途中交代となりました。せっかくのチャンスにちょっと残念ですね。前日のゲームでも、ちょっと振り遅れ気味かな?などと思っていましたが、アデルはまた復帰後に期待したいところです。
大谷選手の前半戦の成績
打撃
– | HR | RBI | AV | OBP | SLG | OPS | H | BB | XBH | TB | ISO |
Numbers | 32 | 71 | .302 | .387 | .663 | 1.050 | 103 | 48 | 53 | 226 | .361 |
Rank MLB | 1 | 2 | 11 | 8 | 1 | 1 | 7 | 12 | 1 | 1 | 1 |
Rank AL | 1 | 2 | 6 | 2 | 1 | 1 | 2 | 5 | 5 | 1 | 1 |
投球
投球の方はご覧の数字。直近では爪を傷め、現時点ではブリスター・イシューを治療中。オールスター明けにまた素晴らしい投球を見せてもらいたいですね。
– | G | W | L | IP | R | ER | ERA | SO | BB | H | HR | WHIP |
Numbers | 17 | 7 | 4 | 100.1 | 39 | 37 | 3.32 | 132 | 63 | 67 | 14 | 1.10 |
大谷選手はオールスターにも出場するので、あまり休みは取れませんが、今回はHRダービーには参加しませんので、束の間の休みは取れそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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