またしてもプレーオフ・レベルのゲーム
現地2023年7月23日、オリオールズ@レイズの首位攻防シリーズの最後のGame4が行われました。
このゲームはまたしても高レベルの展開になり、オリオールズが先制→レイズが負けずに追いつく→オリオールズが付け離す→逃げ切りという流れでオリオールズが5-3のスコアで勝利。3勝1敗としてシリーズ勝ち越しを決めました。
それにしてもいずれも高レベルのゲームとなり、もはやプレーオフ・レベルでした。
O’s、タイムリー&HRミックスで勝利
特にオリオールズにとって内容が良かったのは、タイムリーでの得点が2度あったことです。さらに、欲しいところでの一発が2度。もはや理想的な展開。
レイズの先発はタジ・ブラッドリー。1回表、オリオールズはガナー・ヘンダーソンのリードオフ・シングルとアドレー・ラッチマンのタイムリーダブルで1点を先制。タジ・ブラッドリーの立ち上がりを攻め、2人で得点を上げました。
オリオールズは2回裏、2アウトを奪われるも、アダム・フレイジャーが二塁打で出塁、そして1番のガナー・ヘンダーソンがCFへHR。2点を追加し、3-0とリードします。
レイズも4回裏にオリオールズ先発のタイラー・ウェルズが四球を2つ出したところにつけこみ、2つの進塁打で1点を返し、1-3に。2アウト1,2塁とチャンスを継続させたのですが、あと1本が出ませんでした。
5回裏、レイズはまたしても四球でチャンス。そしてヤンディー・ディアスが2ランHRを放ち、ゲームは中盤で3−3の同点に。
0’s、オハーンが勝ち越しHR
得点を奪われた直後の6回表、先頭のライアン・オハーンがレイズのコリン・ポシェからLFへラインドライブの勝ち越しソロを放ち、4-3と勝ち越しに成功。
オリオールズは7回表にも四球をエラーが絡んだチャンスにアンソニー・サンタンデアがタイムリーを放ち、5-3と2点をリード。
盤石のリリーフで逃げ切る
オリオールズは5回途中からタイラー・ウェルズに変わったマイク・ボーマンが好投。7回まで2.2イニングをBB2だけのスコアレス投球。これが大きかったです。
8回裏にはイェニエル・カノーが登板して、パーフェクト・リリーフ。9回裏には、このシリーズ3度めの締めとなるフェリックス・バティスタが登板し、ヒット2本を打たれるも3Kで締め、5-3のスコアで勝利。
オリオールズが3勝1敗でシリーズを勝ち越し。ゲーム差を2.0に拡げました。
レイズ、最強の4人を投入するもシリーズ負け越し
レイズはタイラー・グラスノー、ザック・エフリン、シェーン・マクラナハン、タジ・ブラッドリーと強い4投手を先発に立て、先発としては崩れることはありませんでしたが、この4名の投入で負け越したのは痛かったです。
マクラナハンは腰痛から復帰、ブラッドリーは落ち気味で本調子ではありませんでしたが、雑な守備があったのも事実。また立て直しになりそうです。トレードデッドラインで動きそうですね。
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