千賀投手、フィリーズ相手に完璧な投球内容
現地2023年5月30日、地元シティ・フィールドでフィリーズ戦に登板した千賀滉大投手のピッチングに地元ファンや地元メディアが大絶賛。まさに称賛の嵐となっています。
7回1ヒッター、9K
千賀投手がMLBデビューを果たしたのは現地2023年4月2日のこと。
デビュー2戦で2連勝と素晴らしいスタートを切り、4月は5試合に登板して3勝1敗、ERA 4.15。5月は5日のロッキーズ戦でシーズン4勝目を上げた後、3戦ほど勝ち星に恵まれませんでした。その間、レイズを相手に6回12Kという素晴らしい投球も見せておりました。
千賀投手はデビューしてまだ2ヶ月弱しか経過しておりません。この短い期間に色々と試行錯誤や切り分けをやっていたと思われ、この日の投球が1つの良い成果として残ったのは今後のMLBのキャリアに大きな弾みをつけるかもしれませんね。
強い4シーム、そしてフォークとカット
この日の千賀投手は強いフィーシームを軸に、お化けフォーク、シンカー、そしてカットと非常に幅広い投球を見せてくれたと思います。
本人も意識している独特な起動のカットボールが機能しているので、投球も楽になっているようです。この日は7イニングを投げながら、投球数は100ちょうどという非常に良いペースでゲーム後半まで投げ、ブルペンも助けました。
千賀投手がヒットを許したのは3回表1アウトからコディー・クレメンスにLFへシングルを許したのみ。四球もなくほぼ完璧な投球内容でした。
そろそろ爆発的な打撃をする時期に入ったカイル・シュワーバーさえも、三振、1Bゴロ、三振と全く仕事をさせませんでした。
この日、メッツ打線はフィリーズ先発のレンジャー・スアレスに苦戦。4回裏にフランシスコ・リンドーアの10号ソロHRで1点を先取するも、千賀投手への味方打線の援護は1点のみという中での圧巻野投球。追加点が入ったのは7回裏で、エドゥアルド・エスコバーのタイムリーヒットでした。
メッツは2-0のスコアで勝利。
これは地元ファン、地元メディアでなくとも、大騒ぎしたくなるほど素晴らしい投球でしたね。
千賀投手、非常に良いペースで勝ち星を伸ばしています。これでメッツ打線が機能すればかなりの勝ち星も期待できそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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