スポンサーリンク

【MLB2023】ホセ・アルトゥーベが2試合で5HR! アストロズ、ALウエスト単独首位へ

止まらないアルトゥーベ

 現地2023年9月5日、アストロズ@レンジャーズのALウエストの鍵を握るシリーズのGm2が行われ、アストロズがレンジャーズに14-1で完勝。

 アストロズ打線が2試合連続でレンジャーズの投手陣を打ち込んだというゲームとなりました。

Houston Astros vs Texas Rangers Box Score: September 4, 2023 | Baseball-Reference.com
Houston Astros beat Texas Rangers (13-6). Sep 4, 2023, Attendance: 391...
Houston Astros vs Texas Rangers Box Score: September 5, 2023 | Baseball-Reference.com
Houston Astros beat Texas Rangers (14-1). Sep 5, 2023, Attendance: 336...

アルトゥーベ、2試合で5HR

 なかでもホセ・アルトゥーベの打撃成績が凄まじく、まずはこの2試合の打撃成績をご覧ください。ちょっと信じられないような当たり方です。

G1

  1. 1回表:SSゴロ
  2. 3回表:RFフライ
  3. 5回表:P前シングル
  4. 6回表:LFへソロHR(グレン・オットから)
  5. 7回表:CFへのシングル(二塁でアウト)
  6. 9回表:左中間へソロHR(マーティン・ペレスから)

G2

  1. 1回表:左中間へリードオフHR(ネイサン・イオバルディから)
  2. 2回表:左中間へ2打席連続HR(ネイサン・イオバルディから)
  3. 3回表:CFへ3打席連続HR (デイン・ダニングから)
  4. 5回表:3Bゴロ
  5. 7回表:三振

 ホセ・アルトゥーベは2試合に亘って7打席連続ヒット、そのうち5本がHRで、しかも4打席連続

【YOUTUBE】THREE HOMERS on the day for Jose Altuve! 

 Gm2での3打席連続HRですが、これは3イニングまでに達成しており、ゲーム序盤の3イニングまでに3HRを放ったのは、MLB史上4人目です。

【3イニングまでに3HRを放ったプレーヤー】

  1. カール・レイノルズ(1930年)
  2. マイク・キャメロン(2002年)
  3. マニー・マチャード(2016年)
  4. ホセ・アルトゥーベ (2023年)

ホセ・アルトゥーベ、200-2000-300 !

 8月以降、これまでの蓄積が大きな数字として現れてきているホセ・アルトゥーベですが、200HR、2000 Hits、200 盗塁は達成済み。そして300盗塁もあとわずかです。

200HR

 ホセ・アルトゥーベは現地2023年8月5日の@ヤンキース戦において、キャリア通算200HRを放っています。

2000本安打

 また、現地2023年8月19日のマリナーズ戦ではローガン・ギルバートからキャリア通算2,000安打を達成。殿堂入りしたジェフ・バグウェル(2,314安打)とクレイグ・ビジオ(3,060安打)に次いでフランチャイズ史上3人目の達成となりました。

 1,631試合での達成は当然フランチャイズ史上最速での達成。現役選手としては7人目の2,000本安打達成者です。

#プレーヤー (通算, 年齢)HitsPABats
1ミゲル・カブレラ (21, 40)315911730R
2ジョーイ・ボット (17, 39)21278699L
3フレディー・フリーマン (14, 33)20857990L
4エルビス・アンドラス (15, 34)20748540R
5ネルソン・クルーズ(19, 42)20538396R
6アンドリュー・マッカッチェン (15, 36)20488641R
7ホセ・アルトゥーベ (13, 33)20217258R
現役最多安打ランク(現地2023年9月5日時点)

 アルトゥーベは右打者ですから、そこもすごいところです。膝が健康であれば、まだ伸ばしそうですね。同年齢のフレディー・フリーマンは頑丈そのものですので、彼がどこまで記録を伸ばすか楽しみです。

サイクル安打

 さらに、現地2023年8月28日のレッドソックス戦ではサイクル安打を達成。安打を量産しているホセ・アルトゥーベですが、サイクル安打はキャリア初でした。

盗塁はすでに292

 なお、ホセ・アルトゥーベは、現2023年9月5日時点で292個の盗塁を完成させており、300盗塁のマイル・ストーンまであと8つと迫っております。今季の数は13ですから、これはさすがに来シーズンに持ち越しそうです。

アストロズついにAL西の単独首位に

 Gm1は13-6、Gm2は14-1でいずれもアストロズが獲りましたが、その結果、ALウエストの順位はご覧の状態に。

#ClubWLW%GB to HOU
1HOU7961.564
2SEA7761.5581.0
3TEX7662.5512.0
現地2023年9月5日終了時点

 アストロズがついに単独首位に立ちました。

マリナーズ、揺れ戻し中

 8月に21勝6敗と神ががったような勝ち方をしたマリナーズは9月に入り、1勝4敗と前月の揺れ戻しが来ている状態もアストロズの首位を押し上げました。

ラッキーボーイ的絶好調選手

 優勝するようなクラブには最終月に必ずと言っていいほど、何をやっってもうまく行く選手が出てきます。

 今回の例で行くと、ホセ・アルトゥーベがそのような存在となりました。また、マリナーズにもフリオ・ロドリゲスがおり、8月にPOTM(Player of the Month)を獲得しましたが、フリオはまだ好調を継続中。現地2023年9月5日のレッズ戦では敗れはしたものの、フリオは2HRを放っています。

 残念ながら、レンジャーズはその逆になっています。好調だった投手、打者ともに非常に苦戦している状態。コーリー・シーガーでさえ、わずかなところでファンブルするなどやることが悉く裏目に出ています。

 それから考えると、レンジャーズはちょっと優勝争いが厳しくなりましたが、ここでなんとか踏ん張っておきたいところです。マリナーズとレンジャーズは、シーズン終盤の9月22日からアーリントンで3試合、シーズン最後の9月28日から始まるシアトルでの4連戦が組まれています。ここまで持ち堪えられるかどうか。

 現地2023年9月5日時点のワイルドカード争いは下記です。レンジャーズはここからも外れてしまいました。

#ClubWLW%GB to TOR
1TB8455.604
2SEA7761.558
3TOR7762.554
4TEX7662.5510.5
5BOS7267.5185.0
現地2023年9月5日終了時点

 レンジャーズは久しぶりのポストシーズンなので頑張って欲しいのですが、ブルース・ボーチー監督がどう腕を振るうのかも見どころではあります。 

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】ドジャースがタイガースを力でねじ伏せてスウィープ!佐々木はホーム・デビューで苦戦
【MLB2025開幕Gm2】ナイス・ゲーム!粘るタイガースにトミー・エドマンとムーキー・ベッツが立ちふさがる!
【MLB2025】注目のサイ・ヤング賞マッチアップは死闘へ!最後は大谷が決勝HR
【MLB2025】レッドソックス、開幕戦に勝利!投手戦にけりをつけたのは出遅れていたウィリャー・アブレイユ
【MLB2025】開幕戦の注目のピッチング・マッチアップは?(追記:結果は?)
【MLB2025】Dバックスのジョーダン・モンゴメリーがトミー・ジョン手術へ
【MLB2025トレード】イアン・アンダーソンがエンゼルスへ、ホセ・スアレス(大谷の友達)がブレーブスに移籍
【MLB2025移籍】ガーディアンズはノーラン・ジョーンズ、ロッキーズはタイラー・フリーマンをトレードで獲得
【MLB2025】ナショナル・リーグ西地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】レッドソックス・吉田、開幕はトリプルA!手術後のリハビリでOFを守る準備に専念
【MLBFA2025】ブレーブスがOFを緊急補強!アレックス・ベルドゥーゴを獲得へ
【MLBFA2025】通算セーブ数歴代5位のクレイグ・キンブレルが古巣のブレーブスへ!
【MLB2025】ナショナル・リーグ中地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】佐々木朗希がメジャー・デビュー!大谷は1号HRを記録。カブスは連敗も本土開幕にいい兆候あり!
【MLB2025】東京開幕はドジャースが先勝!大谷、山本が活躍!今永は4回ヒットレス、鈴木はDHで出場!
【MLB2025】投手へ!ホワイトソックスからリリースされたジョーイ・ギャロが投手に転向する意向を表明
【MLB Pre2025】大谷は2試合で4-1、HR 1! ムーキーは開幕に間に合うか?阪神はカブス、ドジャースに連勝!
【MLB2025】ナショナル・リーグ東地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】カージナルス、ここに来て初めてFA選手とメジャー契約!フィル・メイトンとサインへ
【MLB2025】カブスが東京シリーズのロスターを決定!注目のマット・ショーも東京へ
【MLB Pre2025】レッドソックス、ブライアン・ベイヨーが開幕IL、ラファエル・デバースは間に合う見込み
【MLB2025】アメリカン・リーグ西地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】ゲリット・コールはトミー・ジョン手術の可能性も!ST2戦目は1試合2度の登板でも結果が出ず(追記あり)
【MLB2025】タイガース、アストロズからのFAでTJリハビリ中のホセ・ウルキディーとメジャー契約へ
【MLB契約2025】アスレチックスがまたも太っ腹!期待のローレンス・バトラーと7年の延長契約へ
【MLB2025FA】タイラー・ネイキンが投手に転向!ガーディアンズとサインへ!
【MLB2025FA】パドレス、ホセ・イグレシアスとマイナー契約へ! 2024年に”OMG”発売で、メッツの躍進に一役
【MLB2025】ドジャース・佐々木朗希がSTデビュー。99mphを計測し、3回をスコアレス!
【MLB2025ST】パイレーツの2年目、ジャレッド・ジョーンズが4Kと好投!2025年のPITは粒ぞろい!
【MLB2025】タイガースに痛手!2024年のPSで活躍したパーカー・メドウズが右上腕の神経を傷めて復帰目処立たず
タイトルとURLをコピーしました