ALDS Gm4: HOU 3 @ 2 MIN
現地2023年10月11日、アストロズ@ツインズのALDS Gm4が行われ、アストロズがツインズの反撃を交わし、3−2の僅差で勝利。見事にALCS 進出を決めました。
アストロズのALCS 進出は2017年以来、7年連続です。
ツインズ、ジョー・ライアンが登板
アストロズが2勝1敗でALCSへ王手をかけたこの1戦。ツインズは満を持して伸びるボールでおなじみのジョー・ライアンがマウンドに。
今ポストシーズン初登板となったジョー・ライアンは、2回表にマイケル・ブラントリーに同点ソロHRがを浴びました。この日はもう後がないということでロッコ・バルデッリ監督は、あえてブルペン・ゲームに。
クリス・パダックが好投
ツインズが良かった点は、4番手で上がったクリス・パダックが非常に良かった点です。4回2アウトからマウンドに上がったパダックは、6回表まで投げて被安打1のSO4。この好投は来季に光明を与えそうです。
ホセ・ウルキディーが好投
このゲームの立役者はなんと言ってもアストロズ先発のホセ・ウルキディー。6回途中まで投げて、被安打がたったの3。ロイス・ルイスとエドゥアルド・ジュリアンのルーキー・コンビにHRを打たれましたが、SOが6。
ウルキディーの打てそうで打てない投球はツインズ打線を困惑させていました。ボールが急に出てくるような感覚なのかとVTRを見て思いました。4シームもそれほど速くなく、94-95mphです。スライダー、チェンジアップも良かったですね。
ツインズ、ロイス・ルイス次第という面も
このゲームで先制したのはツインズで、1回表にロイス・ルイスの1発で先制しました。このHRの前に、2塁打で出塁したジュリアンが、ホルヘ・ポランコのSS前へのライナーで2塁でアウトとなり、ダブルプレーになったことで、ランナーがいなくなりソロHRとなったのは痛かったですね。なお、このダブルプレーもツインズとしてはアンラッキーな面もありました。あれは少し離塁してしまうと思います。
そしてロイス・ルイスは3−1。非常に力強いスイングを見せていましたが、HR1本のみで終わりました。
ツインズはこのシリーズ、ロイス・ルイス次第という攻撃になってしまいましたね。この日、マックス・ケプラーは4-0。全体で3安打しか放てませんでした。
アストロズはマイケル・ブラントリー、ホセ・アブレイユの2ランHRで3得点。今シリーズはカイル・タッカーに当たりが出ていないのですが、打線の各所から一発が出てやはり強いというしかないですね。
これでALCSはロースター・シリーズとなりました。アストロズはシーズン中、レンジャーズをおトイ様にしていましたが、ポストシーズンではどうなるのか?注目です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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