いよいよ2023シーズンが開幕
現地2023年3月30日、いよいよレギュラー・シーズンが開幕しました。レッドソックスは地元フェンウェイ・パークにてオリオールズを迎えてのホーム開幕戦。今季も3月中の開幕で東海岸のゲームは気温も想定してデーゲームでの開催となりましたが、やはり相当寒かったようで午後2時12分ファースト・ピッチのこのゲームは快晴ではあったものの、気温は華氏38度、つまり摂氏だと3.33度!
そんな寒い中でのゲームでしたが、メジャー・
デビューとなった吉田正尚選手は躍動してくれました!!
吉田正尚選手、メジャー初ヒット&初RBI
まずはレッドソックスにとって良いところから。このゲームで吉田選手は4番LFで出場。打線の流れを見ても、ベルドゥーゴ→デバース→ターナー→吉田→デュバル→カサス→アローヨ→マグワイア→キケとなかなかのラインナップです。
そんな中、吉田選手は1回裏の第1打席は2Bゴロ、第2打席は死球。ゲーム中盤の第3打席でメジャー初ヒットをCF前に弾き返しました!!
このヒットでランナーも生還し、1 RBIもついたことから、メジャー初安打と初RBIを同時に達成しました。
8回裏の第4打席では1Bへの強烈なライン・ドライブのヒットを放ち、この日2安打目。
9回裏の大チャンスではあわやダブル・プレーか?というSSゴロを放ちましたが、オリオールズSSのホルヘ・マテオのスローイング・エラーでそれは免れました。
吉田選手のメジャー・デビュー戦は4打数2安打、1RBI、1 HBPと結果を出しました。
- 1回裏:2Bゴロ
- 4回裏:死球
- 6回裏:CFへRBIシングル(メジャー初ヒット&初RBI)
- 8回裏:ラインドライブで1Bマウントキャッスルを強襲するRFへのシングル
- 9回裏:SSゴロ。SSのホルヘ・マテオのスローイング・エラーでRBIを得る
この日の強い打球から、メジャー初HRもそんなに遠くないことを感じさせるいい打撃だったと思います!
オリオールズ 10 @ 9 レッドソックス
2022シーズンは投手が崩れ、最下位に終わったレッドソックス。この日は2022シーズンの続きか?と思われる試合展開で、オリオールズに打ち負けました。打ち負けたというより、自滅したというようなゲーム展開です。
【BOS】クルーバー、5失点
スプリング・トレーニングでは、16.2 IPでERA 3.24と良い結果を出し、クリス・セールを抑えてオープニング・ピッチャーに選ばれたコーリー・クルーバーですが、この日は4回持たず、3.1イニングで被安打6、失点5、BB 4、SO 4、HR 2という結果に終わりました。
【BOS】中盤で火消しできず
2番手のザック・ケリーは記録上の失点はありませんが、ワイルド・ピッチで3塁ランナーを返し、3番手のライアン・ブレイジャー、4番手のケイレブ・オルトは2人併せて3イニングで5失点。
ゲームメイク出来なかった先発をリカバー出来ず、落ち着かせることが出来なかったのが痛かったところです。
ジョシュ・ウィンコウスキー、クリス・マーティンでなんとか無失点に抑えたものの、投手陣は被安打15、BB 9。
【BAL】ラッチマン、5-5
オリオールズは、2番に入ったアドレー・ラッチマンが「今季爆発するよ!」とアラートを発したかのような活躍で、この日は5-5、4 RBI 、1 HR。
彼が機能するとオリオールズは強いですから、対戦チームは要注意ですね。
【BOS】打線は活発
レッドソックスの打線は活発でした。吉田選手の2安打を始め、ベルドゥーゴ、デバース、ターナーともに2安打。CFを守ったアダム・デュバルにも1安打が出ました。
この日はキケとカサスに一本出ませんでしたが、Game2以降に期待ですね。
【ゲーム】ともに投手陣が本領を発揮できず
やはり気温3.3度(摂氏)では投手は力を発揮できないですね。オリオールズ投手陣も被安打11です。ただ、BBが3だったのが、9BBを出したレッドソックスの投手陣との違いでした
なお、荒れたゲームとなったため、ピッチ・クロックが稼働しても、このゲームは3時間10分かかっています。ピッチ・クロック無しだったら4時間を超えていたでしょうね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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