1点を巡る攻防は命がけ!
2度の右膝ACLの修復手術から復帰し、現地2023年6月1日のガーディアンズとの地元凱旋試合で素晴らしい活躍を見せたロイス・ルイス。その記事を書かせてもらったのはほんの3日ほど前のことです。実はこの地元復帰戦でもあわや!という危ないシーンがあったのは下記のリンク記事にも書かせてもらっています。ただ、怪我はなく、むしろその後に同点HR を放つなど、心配を払拭する素晴らしい活躍を見せたのでした。
ロイス・ルイス、あわや首を大怪我→無事です!
そのロイス・ルイスにまたしても危ないシーンが発生しました。全く、この人には何か悪いものでも憑いているのでしょうかね?
そのシーンは現地2023年6月4日のガーディアンズ戦の8回裏での出来事です。
ガーディアンズに2-1とリードを許した状況の8回裏のツインズの攻撃。
2アウト3塁で打席が回ってきたロイス・ルイスは3Bへの深い内野ゴロを放ちます。この打球に対し、ガーディアンズ3Bのホセ・ラミレスも1Bへ懸命の送球で対処。送球はわずかに逸れるもガーディアンズ1Bのガブリエル・アリアスが体を伸ばした範囲に収まり、ギリギリのプレーでアウトにします。
しかし、自身の走塁が生きれば1点が入って同点となることから、ロイス・ルイスも走力を上げて駆け抜けようとしましたが、不運にも1Bのガブリエル・アリアスの体が走路に流れます。ここで衝突の回避を試みたロイス・ルイスはガブリエル・アリアスの体を交わそうとするも乗り越えるような形となり、体が海老反りになる形で首を地面に強打。ちょっと見ていられないほどの怖いシーンとなりました。
またしてもロイス・ルイスが大怪我で離脱になるのか?と思われました。ロイス・ルイスはこのままゲームから離脱。
すぐに復帰!
非常に危ない向きで首から地面に落下したので、心配になったのですが、ゲーム後のロッコ・バルデッリ監督の話しでは、「ルイスは脳震盪などの心配はなく、軽い擦り傷があるだけだ」と記者団に語っており、現状では問題なさそうです。
ひょっとしたら大事をとって数試合は休むかもしれませんが、ILに入るような怪我ではないとのことです。一応、首ですから慎重に判断してもらいたいですね。
しかし、攻守ともにゆずれないプレーとなりましたが、命懸けですね。
トリストン・マッケンジーが5回/10K!
上述の通り、ゲーム後半でギリギリのプレーで1点を凌ぎあった両クラブ。この日は熱い投手戦が繰り広げられました。
ツインズは今季絶好調のジョー・ライアンが先発。そしてガーディアンズは右肩大円筋を傷め、3月30日の開幕日に15Day ILから60 Day ILへ移り、その後マイナーでのリハビリ登板を経てようやく待ちに待ったシーズンデビューを果たしたトリストン・マッケンジーが先発でした。
そのトリストン・マッケンジーはシーズン・デビューとは思えないほどの快投を披露。
毎回2奪三振ずつを奪う、5回10奪三振の快投でした。これはすごかったです。
ジョー・ライアンも7回途中2ヒッター!
今季、すでに7勝を上げているジョー・ライアンは、さすがの安定した投球を披露。6.2イニングで2ヒッターという素晴らしい投球でした。
7回2アウトから失点
しかし、ジョー・ライアンは7回2アウトから、ホセ・ラミレスに四球。さらにつづくジョシュ・ネイラーには二塁打を浴び、1失点。ここでジョー・ライアンは降板。
代わったケイレブ・ティールバーからアンドレ・ヒメネスがトリプルを放ち、ガーディアンズがこのイニングに2アウトから2得点。
8回裏、ツインズはウィリー・カストロがエニエル・デロスサントス(Enyel De Los Santos)からソロHRを放ち、1点を還すと反撃もここまで。
ガーディアンズが壮絶な投手戦を制し、1チャンスをものにして2-1で勝利。非常に引き締まったゲームとなりました。
【YOUTUBE】Guardians vs. Twins Game Highlights (6/4/23) | MLB Highlights
お読みいただき、ありがとうございました。
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