驚きのロスター・ムーブ
現地2023年8月4日、レッドソックスはブルージェイズとの3連戦を前にロスター・ムーブを敢行。トレードデッドラインでブルワーズから獲得したルイス・ウリアスをトリプルAからコールアップ。スペースを空けるためにクリスチャン・アローヨをDFAとしました。
クリスチャン・アローヨの今季の成績
クリスチャン・アローヨは今季、66試合に出場。195-47で打率.241、OBP .268、SLG .369、HR 3、二塁打16、RBI 24。
トレバー・ストーリーがトミー・ジョン手術で開幕から離脱する中、内野のユーティリティー的存在として主に2Bを守り、固い守備でチームに貢献してきました。
機敏な動きとアマチュア時代からUSA代表してやってきた経験で、ベンチからの信頼も厚く、契約もまだ調停資格ゆえにコントロール下に置けるということでかなり重宝されてきた感があったのですが、ここに来てまさかのDFA。これには驚きました。
ルイス・ウリアスが早速出場
トレードデッドラインでブルワーズからルイス・ウリアスを獲得した際、一旦はトリプルAにアサインしたレッドソックスですが、レギュラーシーズンが2ヶ月となった今、最初の山となるブルージェイズとの3ゲームシリーズで、ルイス・ウリアスを早速8番2Bで起用してきました。
そのルイス・ウリアスは第1打席は四球を選び、これがジャレン・デュランの2ランHRにもつながり、まずはチームに貢献。
5回裏にはブルージェイズ先発、アレク・マノアのアウトコースの4シームをRF前に持って行き、移籍後初ヒットを放ちました。
この後は3Bゴロ、そして最後のバッターで三振に倒れてこの日は3-1。
レッドソックスは、ジェームス・パクストンがHR攻勢にあい、5回、被安打9、4失点、2BB、4SO、3HRでゲームメイクできず。
3−7で敗れました。
シーズン序盤は先発が崩れても打ち勝ってきたレッドソックスですが、ここのところは先発が崩れればかなり苦しい展開になりがちです。
その他、IL及びロスター・ムーブ
ノア・ソンがレッドソックスに復帰
2022年12月のルール5ドラフトでフィリーズに移籍したRHPのノア・ソンは、腰を傷めて60 Day IL に入っていましたが、ILから復帰後にフィリーズからDFAにされました。その後、クレームされなかったため、ノア・ソンは現地8月4日にレッドソックスに復帰。トリプルAウースターにアサインされております。
ギャレット・ウィットロックは8月半ば
右肘の炎症でILに入っていたギャレット・ウィットロックは、スローイング・セッションを終え、シム・ゲームを含めた実践練習に移行。早ければ8月15日頃の復帰予定です。
タナー・ハウクも8月半ば
現地6月16日のヤンキース戦でカイル・ヒガシオカのカムバッカーが顔面に直撃して骨折し、大怪我をしたタナー・ハウクは8月5日にトリプルAウースターにアサインされる予定。リハビリ投球がうまく行けば、彼も8月半ばに復帰予定です。
トレバー・ストーリー
トミー・ジョン手術のリハビリ中のトレバー・ストーリーは、現地2023年8月9日に、60 day ILの期限が到来。この期限明けをきっかけに復帰する可能性が出てきました。
クリス・セール
クリス・セールは、8月1日にトリプルAウースターでリハビリを開始。セールは2回を投げ、被安打1、スコアレス、2BB、3SO。投球数は40球、ストライクは26球。
セールは8月6日にもう1度リハビリ登板をする予定で、その内容次第ではメジャーに復帰するかもしれません。8月第2週の復帰なるか?というところです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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