またもや素晴らしいファーム・システムからデビュー
ボルティモア・オリオールズは、注目のプロスペクト、ジョーダン・ウェストバーグ(Jordan Westburg)をメジャーに昇格させると発表しました。
2020年全体30位
ジョーダン・ウェストバーグはミシシッピ州立大から2020年のドラフトで全体30位で指名された24歳の内野手。大学では2B、SS、3B、ときにOFとしてプレーしてきましたが、メインはSS。
2021年のシーズンではクラスA、クラスA+、ダブルAの3つのレベルで、3B、SSとしてプレー。
2021年は、3つのレベルを併せて打率.285、OBP .389、SLG .479、HR 15、二塁打 27、RBI 79、BB 61、SB 17。
2022年はダブルAスタートで、トリプルAまで昇格。2つのレベルを併せ、打率.265、OBP .355、SLG .496、HR 27、二塁打39、RBI 106、SB 12、BB 70。
2023シーズンはトリプルAで開幕を迎え、SSで33試合、3Bで18試合、OFで6試合に先発。打撃は、67試合で、打率.295、OBP .372、SLG .567、HR 18、二塁打15、RBI 54、SB 6、BB 29。
MLBパイプラインのPre-2023年のランクでは74位。
BBの多さにセンス
ウェストバーグは右打者で上述のような成績をマーク。非常に優秀です。加えてセンスを感じるところがBBの多さ。よって、OBPが非常に高いところが注目です。また、SLGも高いという、かなり期待のプロスペクトです。
【YOUTUBE】Fly By w/ Jordan Westburg: Playing My Role | Baltimore Orioles
BALの素晴らしすぎるファーム
ウェストバーグはオリオールズのファーム・システムの中では、実は影が薄いです。というのも、ジャクソン・ホリデーやコルトン・カウザーに加え、アドレー・ラッチマンやガナー・ヘンダーソンといった綺羅星のごとく輝くルーキー達がいるせい。それだけオリオールズのシステムが素晴らしい証でもありますが、実力は折り紙付きと言っていいでしょう。
ウェストバーグは昇格後、アダム・フレイジャー、ホルヘ・マテオから打席を奪う可能性があります。まずは2Bとしてプレーするのではないかと思われます。将来的には3B、あるいはSS。これはPre-2023でランク1位となったガナー・ヘンダーソンのポジションによって変わってくると思われます。
レッズ戦に挑む!
オリオールズは現地2023年6月26日からカムデン・ヤーズでレッズ戦が始まります。エリー・デラクルーズ、マット・マクレインらとの勝負も楽しみですね。
オリオールズは、そのレッズ戦開始前で47勝29敗。AL東地区2位です。ワイルドカード枠ではダントツの1位で、勝率.618は、AL西地区リーダーのレンジャーズの.610を上回ります!
お読みいただき、ありがとうございました。
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