ブレーブス、メッツとのダブルヘッダーに完勝
現地2023年8月12日、本来ならこの時期のブレーブス@メッツ戦は非常に興味深いカードになるはずだったのですが、メッツがトレードデッドラインで売りに出ざるを得ない状況となったことで、この日のダブルヘッダーはブレーブスの独壇場のような2試合となりました。
【Gm1】マット・オルソンが2打席連続HR
ゲーム1ではブレーブス打線が爆発しました。
ブレーブス打線はメッツ先発のデニー・レイエス(Denyi Reyes )を相手にリードオフのロナルド・アクーニャ・Jr.のシングルを皮切りに、オースティン・ライリーのタイムリーでまずは初回に1点を先制。
2回表にはイニング先頭のエディー・ロザリオのダブルをきっかけに、2アウトからTDLでロイヤルズから獲得したニッキー・ロペスがタイムリー・ダブルを放ち、追加点。
メッツとしてはこのまま辛抱したかったところですが、4回表にニッキー・ロペスの2打席連続タイムリーが出るなど、ブレーブスは3得点を上げ、これでほぼゲームを決めてしまいます。
そして迎えた6回表、メッツのマウンドには2番手のリード・ギャレット。ブレーブスはまたしてもイニングの先頭打者が出塁。アクーニャの四球でした。1アウト後、オースティン・ライリーも四球で歩き、ランナーが2人溜まったところで、バッターはマット・オルソン。オルソンは4球目の膝下に沈むスライダーに対応。これを右中間のCFよりのスタンドに放り込み、3ランHRでブレーブスが8-0とリードを拡げます。マット・オルソンはこの時点で大谷選手を抜いてHR数がMLB 単独首位の41号に。
さらに8回表、メッツのピッチャーは3番手の左腕のジョシュ・ウォーカー。イニング先頭で打席に入ったマット・オルソンはその変わりばな、まるでタイミングを調整するようにファウルで粘ります。そして7球目。4シームがアウトコースの甘めに入ってきたところを見逃さす、これをLFに運ぶソロHRに。
これでマット・オルソンは42号!
ブレーブスの得点も12点になります。
メッツは最後はSSのダニー・メンディックがマウンドに上がり、さらに8失点。
ブレーブスもこの日はダブルヘッダーということもあり、9回にニッキー・ロペスをマウンドに送るも、ニッキー・ロペスはBB1のみでスコアレス投球を披露しました。
結果、21-3のスコアでブレーブスが勝利。メッツが奪った3得点は2番手のマイケル・トンキンからです。
マット・オルソン、勢いが止まらず!
なお、マット・オルソンは7月に8HR、8月はこの日の2本も含めてすでに6HR。今月はかなり量産しそうな勢いです!
アラン・ウィナンスがメジャー初勝利
ブレーブス先発は右腕のアラン・ウィナンス(Allan Winans)アラン・ウィナンスは、2021年のルール5ドラフトでブレーブスがマイナー・フェイズでメッツから獲得した投手。
今季2度めの先発となったウィナンスは、7.0イニングを投げ、被安打4、スコアレスと好投!BB 2で、SOは9 !
古巣メッツを相手にスウィート・リベンジというところでしょうか。素晴らしい投球でした。
【Gm2】 ブレーブスが完勝
Gm2はメッツがホセ・キンタナが登板しましたが、ブレーブスはスペンサー・ストライダーが登板。
ホセ・キンタナは5回にケビン・ピラーのタイムリーによる1失点のみで見事にゲームメイクしたのですが、ブレーブスは8回に3得点、9回にオジー・アルビーズの28号2ランHRで2点を奪い、結果、6-0で完勝しました。
スペンサー・ストライダーは13勝目。奪三振数はダントツ1位の217。
ブレーブスの強さとモチベーションを失ったメッツの脆さが目立ったダブルヘッダーとなりました。
ブレーブスはもう73勝です!
お読みいただき、ありがとうございました。
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