今季中の復帰を目指す
現地2023年8月10日、テキサス・レンジャーズの3B、ジョシュ・ヤング(Josh Jung)が、左手親指の骨折の手術を受け、2023年のレギュラーシーズン終了までに復帰できるよう、チームメイトとともにリハビリを続けることになりました。
かなり大変な手術を実施
レンジャーズは、手の専門医であるドン・シェリダン医師(Dr. Don Sheridan)に診断と手術を依頼。
手術内容はかなり大変で、医師はユングの親指の骨折を安定させるためにプレートとスクリューを挿入したとのことです。おそらくそうした方が治りが早いということなのでしょう。結構たいへんな手術となりました。
この負傷はグラブ側の手であるため、レンジャーズは回復の度合いを再評価した上で、より正確な復帰時期を決定する予定です。
なお、レンジャーズは今季レギュラー・シーズン終盤での復帰を目指しています。ただし、回復の状態によっては遅れるかもしれません。リハビリもありますし。
ホルヘ・ソレアの打球で怪我
ジョシュ・ヤングが怪我をしたのは、現地2023年8月6日のマイアミ戦でのこと。マイアミ先発のサンディー・アルカンタラを攻め、5回終了時点で4-0とリードしたレンジャーズは、6回表の守備でノーアウト1、2塁のピンチを迎えます。
ここで打席はホルヘ・ソレア。ソレアはアンドリュー・ヒーニーから強烈な3Bライナーの打球を放ち、これをジョシュ・ヤングがグラブに当て前に落とし、3Bベースを踏み、2塁へも送球してダブルプレーを奪います。この時の強烈な打球でジョシュ・ヤングは左手の親指を負傷。これが骨折となりました。
このあと、ジョシュ・ベルがRFへシングルを放ち、アンドリュー・ヒーニーが交代したタイミングでジョシュ・ヤングもベンチに退きました。
AL ROY有力候補
ジョシュ・ヤングは今季のレンジャーズの快進撃を支えてきたうちの1人。
ルーキーながらここまで109試合に出場し、打率.274、OBP .323、SLG .489、HR 22、RBI 67をマーク。レンジャーズの最初の112試合のうち107試合に3Bで先発出場。ゲームに欠かせない選手として機能し、AL ROYの有力候補と目されています。
なお、吉田選手もAL ROYの有力候補ですが、本人はNPBで長いことやってきているので、ROYをもらうわけにはいかないというくらいの考えのようです。ただ、ジョシュ・ヤングはこれから残りシーズンの大半を離脱するので、ますます吉田選手にROYの可能性が高まってはきます。
ジョシュ・ヤングの早い復帰を祈るばかりですね。
レンジャーズは現地10日はゲームがありませんでしたが、9日にオークランドに0-2でシャットアウト負けを喫するまでは8連勝をマーク。
コーリー・シーガーが一旦は怪我で離脱し、さらにネイサン・イオバルディーも疲れからベロシティー・ダウンしていた中、トレードデッドラインでの補強が大成功し、8月はここまで8勝1敗です。
盛り返しましたね!2位アストロズとのゲーム差は1.5です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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