メッツのローテーションに痛手
現地2023年3月14日のこととなりますが、メッツのローテーション左腕のホセ・キンタナ(José Quintana )が肋骨移植手術のため開幕はもちろん、前半戦のほとんどを欠場し、復帰は7月以降の見通しであることをビリー・エプラーGMは明かしました。
肋骨の移植手術へ
ホセ・キンタナに異変が起こったのは現地2023年3月5日のグレープフルーツ・リーグでのカージナルス戦。このゲームでホセ・キンタナは1イニングを完璧に抑え、前回登板の2月28日のアストロズ戦での0.2イニング、5失点の投球からしっかりとチューンナップしてきたことを証明してみせました。
ところが、脇腹に異変を感じて1イニングで降板。その後、検査を受けていました。
翌現地2023年3月6日、精密検査の結果、左側の第5肋骨に小さなストレス骨折があるとことが判明。さらなる追加検査のためにニューヨークに戻っていました。
その検査の結果、現地3月13日には手術が必要であることが判明。
それを受けてビリー・エプラーGMはThe Athleticの記者らに対し、「3ヶ月のシャットダウン報道」は “時期尚早 “であり、まだ次のステップについて医師と話し合っているとしていましたが、翌14日に復帰はまで7月以降であることを明かしたのでした。
WBCも離脱
ホセ・キンタナと言えばコロンビア出身の投手としてMLBファンの間では有名ですが、この怪我を受けてWBCのコロンビア代表としての登板も辞退しました。
期待されるキンタナの復帰
34歳のキンタナは、ホワイトソックスとカブスというシカゴの2つのクラブで、安定した実績を残してきました。
2012年から2019年まで、カブスとホワイトソックスで1,485イニングを投げ、ERA 3.72をマーク。毎年、30試合前後は必ず任せられる投手として現場からの信頼の厚い投手でもあります。
2020年は親指のケガで出遅れ、2021年は左腕の不調で、悔しいシーズンが続いたものの、2022シーズンより復調。パイレーツとカージナルスの間で165.2イニングを投げ、ERAは2.93、 SO% 20.2、BB % 6.9、GB% 46.4をマーク。
6人ローテの一角
メッツは今オフ、ジェイコブ・デグロムが契約をオプトアウトし、クリス・バシットとタイワン・ウォーカーがそれぞれFAとして離れたため、ローテーションの不足に直面。
マックス・シャーザーとカルロス・カラスコを中心にローテーションを再構築を行い、積極的に補強。ジャスティン・バーランダーに$86.67Mの保証、千賀投手に$75M、ホセ・キンタナに$26Mを投資し、3人分の穴を補強していました。
ここで1枠が空いてしまったメッツは、誰を入れるのか?あるいは5人で回すのか?メッツの決断に注目ですね。
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