こんな盗塁アウトは初めて見た
ちょっと今まで見たことのないCaught Stealing (盗塁アウト)が発生しました。
現地2023年5月8日に行われたタイガース@ガーディアンズ戦でタイガースのアキル・バドゥーが2塁への盗塁を試みたのですが、これがなかなか信じがたい光景でまさかの盗塁アウトということに。
完全にセーフもまさかの股間直撃でアウト
その珍しい光景が見られたのは、2回表のこと。1回裏にガーディアンズがタイガース先発のジョーイ・ウェンツを攻め、スティーブン・クワンとアーメッド・ロザリオの1、2番でチャンスメイクした後、ホセ・ラミレスの内野ゴロの間に1点を先制していました。
タイガースは「さあ、これから1点を奪いに行くぞ」という場面でした。
1アウトからアキル・バドゥーが四球で出塁。ミゲル・カブレラの打席で、カウント0-1のときにアキル・バドゥーが盗塁をしかけます。
ガーディアンズ先発のタナー・バイビーは、ボールが抜けてアウトハイのちょうど送球しやすいところに投げた形となり、捕手によってはアウトに出来るか?というタイミングでした。
しかし、マイク・ズニーノが投じた2塁への送球はシュート回転するように2塁側に流れてしまいます。明らかにタイミングはセーフ。
ところがこれに対応したアンドレ・ヒメネスがボールをそらすどころか、グラブに納めてしまいます。明らかにランナーのアキル・バドゥーに当たったかのように見えたのですが、ヒメネスがボールを握ており、それを確認した2塁塁審はアウト判定のコール。
2塁ベースではアキル・バドゥーがなぜか股間を抑えて悶絶。
このシーンです。
股間で跳ね返ったボールをヒメネスがキャッチ
VTRを見たところ、送球は明らかにアキル・バドゥーに当たっており、しかも股間でした。
なぜグラブに入ったのかが不思議だったのですが、どうやらアキル・バドゥーの股間でショートバウントした形となり、それが野手の本能で付近に差し出したアンドレ・ヒメネスのグラブにちょうど入ってしまったというのが正解のようです。
しかもスライディングで力の向きは2塁ベース方向ですから、バドゥーの股間がタイミング良くアンドレ・ヒメネスのグラブにボールを入れてしまったという、事故のようなプレーでした。ナイス・アシストしてしまったんですね。
これは正直、笑いを禁じ得なかったです。
こんなの初めて見ました。
タイガース、ホットなまま!
なお、タイガースは2回表は得点出来ませんでしたが、3回表にニック・メイトンのタイムリー・ダブルなどで3点を奪って逆転。
タイガースは中盤、終盤にも得点を重ね、6-2でガーディアンズに完勝しました。

タイガースはこれで5月に入り、メッツ戦のスイープを含めて7戦で6勝1敗。まだ16勝18敗で借金が2つありますが、E・ロッドの復調などで非常にホットです!
お読みいただき、ありがとうございました。
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