HIREからFIREへ
衝撃のニュースが入りましたね。
現地2021年1月18日、新オーナーに代わり、新体制で意気揚々と船出していたニュース・メッツですが、編成のキーマンに問題が発生。せっかくのフレッシュな船出も一旦は勢いを失いそうです。
ニューヨーク・メッツはオーナーからの期待度も高かった新GMのジャレッド・ポーター氏を解雇しました。
解雇理由
ESPNのジェフ・パッサン氏らの情報によれば、解雇の理由は2016年にさかのぼります。ジャレッド・ポーター氏のベースボール・フロントとしてのキャリアは下記の記事に記載しています。
ちょうどカブスのダイレクター・オブ・プロフェッショナル・スカウティング及びスペシャル・アシスタントの職責を担っていた時のこと。
いわゆるセクハラメール
ポーター氏は女性記者に対して一方的に性的なテキストメッセージやわいせつな写真を送り続けていたというのです。
その女性記者は今ではその職から離れているとのことですが、当時、そのようなセクハラメールを送ること60回以上。
ESPNの事実取材に対して、ポーター氏はそれを認め、ジョークのストック画像を送ったのだと苦しい釈明。
後にポーター氏は女性記者に対して謝罪しています。しかし、送られた方の女性記者は非常に不快極まりない体験であったと話しています。
一応、サンディー・アルダーソン社長がいる
メッツの編成ですが、突然の解雇劇により、編成がストップするのかと心配になるところですが、ここはオーナーからの信頼が厚いサンディー・アルダーソン球団社長が先頭を切って取り仕切ると見られています。
せっかくの快進撃を止めるワケにはいきませんからね。
権限と情報
2016年と言えば、たった4年前です。昭和の話ではありません。アメリカだと70年代とかの表現の方がいいでしょうか。相手に不快なことはしないというのが当たり前の時代に、やってしまったのですね。
権限と情報があれば、そこに取材に行くのが当たり前ですが、その権限を利用して自我が増大することをやってしまった典型のようなお話でした。
このリークの背景についても何かありそうです。そこは少し静観してみたいと思います。
いずれにせよ、お目汚し記事を失礼しました。
お読みいただき、ありがとうございました。
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