.475 B(24億7500万ドル)でディール
現地2020年9月14日、アレックス・ロドリゲスとジェニファー・ロペス組も参戦していたメッツの売却話がついに完結。
スティーブン・A・コーエン氏への売却が決まりました。売却額は$2.475 B(24億7500万ドル)、日本円でざっと2,600億円ほどになります。
ロイヤルズは.0Bだった
なお、ロイヤルズが2019年オフに現オーナーに売却された額は$1.0Bと言われていますから、メッツの価値の凄さがよくわかりますね。
11月に承認へ
今後11月に29オーナー中(メッツを除くので29)、23オーナーから買収の承認が得られれば、コーエン氏は95%の筆頭オーナーになります。このディールにメッツのメディアであるSNY Networkが入っているかどうかなど、詳細はいまのところ明らかになっていません。
やはりファンドオーナー
MLB球団の経営はもはやファンドでないと買収できないような金額規模となっていますが、スティーブン・コーエン氏はヘッジ・ファンドのオーナー。
もともとはウォール・ストリートの Gruntal & Co.という会社でトレーダーをやっていたコーエン氏。それから複数のファンドを経て、2016年からPoint72 Venturesというヘッジ・ファンドのオーナーになりました。
メッツ・ファン「さよならウィルポン家」
メッツ・ファンからかなり評判の悪かった現オーナーのウィルポン・ファミリー。1980年代からメッツのオーナーとなっていましたが、ファンは1986年以来、ワールドシリーズ・チャンプになっていないことに非常に不満があったので、このディールでメッツが変わることを望んでいるようです。
ワゲネンGMも今季で終了か?
ブロディー・ヴァン・ワゲネン現GMもこの売却により今シーズンをもって退くことが濃厚です。
ジェイコブ・デグロム、ピート・アロンソがいるうちになんとかワールドシリーズを獲りたいところですね。
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