今季2度目のパーフェクト!
こんにちは(^^)
今日はシーズン10勝のランス・リンとR・A・ディッキーのねたを書こうと思っていたのですが、思いもかけず、ビッグ・ニュースが入ってきました!
現地2012年6月13日、サンフランシスコ・ジャイアンツのマット・ケイン(Matt Cain)がヒューストン・アストロズ相手に完全試合を達成!
MLBでは今シーズン、4月21日ホワイトソックスのフィリップ・ハンバーがマリナーズ相手に完全試合を達成したのに次いで、2度目です。
マット・ケインは、MLB史上通算22人目の完全試合達成者となりました。
マット・ケインの略歴
マット・ケインは、アラバマ州生まれの27才(1984年10月1日生)。2002年ドラフトでSFGから1巡目の指名を受けて入団しました(全体25位)。
最速98マイル(157.7キロ)とカーブ、スライダー、チェンジアップを駆使する「三振の取れる」速球派です。
ただ、若い頃は制球に難があり、通算の四球は、1412.1イニングを投げて、489個(四球だけです。デッドボールと敬遠四球は入れていません)。 打者を出塁させるかどうかの指標となるWHIPは、1.17と実力の割には、エースの基準である1.0を上回っています。
実は、過去2007と2008の2シーズンほど、ケインが登板すると、打線の援護がないという、かわいそうなジンクスが続き、この2シーズンは、内容は悪くなかったものの、7勝16敗、8勝14敗と大きく負け越しています。
それでも打線を気遣う発言をするところが、結構ファンの心を掴んだりするところでもあります。
メジャー通算
G | IP | W | L | ERA | H | HR | BB | SO | WHIP |
217 | 1,412.1 | 77 | 75 | 3.28 | 1,167 | 37 | 489 | 1,181 | 1.17 |
今日のケインの投球
今シーズン、安定した投球を披露していたケイン。このゲームまでに7勝2敗と、まだまだハーラーのトップを狙えるくらいの好成績を上げていました。
今日のケインは、最速94マイルのファストボールと、80マイル後半のスライダーとチェンジアップをミックスして、相手に的を絞らせませんでした。
125球の熱投。14奪三振というのが光ります。
完全試合のウラに好プレーあり
完全試合やノーヒット・ノーランの達成には、必ずと言っていいほど、好プレーが存在します。
今日もありましたよ!!終盤7回表、アストロズ先頭のシェーファー(Schafer)の右中間への大きな打球をライトのブランコ(Blanco)がスーパーキャッチ!記録達成に大いに貢献しました!!
お読みいただき、ありがとうございました。
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