一部明らかになったミーティングの中身
マイアミ・マーリンズは今季は投手力が充実。シクスト・サンチェスは故障で欠いてはいるものの、エースのサンディー・アルカンタラをはじめ、左腕のトレバー・ロジャース、そしてとくに筆者は大好きなのですが、パブロ・ロペスがいいですね。
とは言え、4月後半から5月半ばまではNLイースト2位に入っていたのですが、それ以降は4位となかなか浮き上がることがありませんでした。
しかし、ここに来て、現地6月7日以降は10日のアストロズ戦も含めて4連勝。しかも爆発力があり、良いリズムに入ってきました。その理由ですが、どうやら現地7日のナショナルズ戦の前に行われた90分のミーティングがきっかけになったようです。
7日の90分のミーティング
完全非公開で行われた7日のゲーム前のミーティング。スケジュールがタイトなMLBのクラブが全員揃ってゲーム前に90分もミーティングをすることはまずありません。
これはよほどクラブ内に大きな出来事があったのだと誰もが思った訳です。それから3日が過ぎ、中身が一部明らかになってきました。
ジャズ・チズムに批判
その中身をジョン・ヘイマンさんが記事を書かれているのですが(New York Post)、どうやらジャズ・チズムに関するトピックだったようです。
ただ、クリアーでない部分も多いです。キム・アングGMも口をミーティングの中身については口を固く閉ざしています。
漏れてくるところからの推測となり、そこは本人の名誉にも関わるので可能か限り事実関係をたどると、下記の点は明らかに。
Chisholm turned ut to be the subject for criticism in the team meeting, according to sources, as teammates apparently aren’t always as enamored as fans who love the style and sizzle.
「情報筋によると、チームメイトは必ずしもスタイルとシズル感を愛するファンほど夢中になっていないようで、チズムはチームミーティングで批判の対象になったことが判明したそうです。」
「シズル感」などが書かれてわかりにくいですが、ファンなら好きな選手の一挙手一投足に夢中になるものの、チームメイトはファンのようにチズムに夢中になっていない。少なくともチームメイトはチズムの所作などがあまりあまりお気に召していないようです。誤解を招くことを恐れずに書くなら、「浮いてる??」。あくまで筆者の推測です。これ以上は控えます。
チズム=ロッドマン?
One person, who suggested teammates may be “jealous,” said, “Jazz is like Dennis Rodman. He will always be a lightning rod. But he works and plays hard.”
「ある人は(ヘイマンさん)に、チズムのチームメイトが “嫉妬している “かもしれない、と示唆した。その関係者は、チズムをデニス・ロッドマンのようだとし、まるで避雷針のようだとしながらも、『ハードに働き、ハードにプレーする存在だと指摘した。」
確かに活躍は認めると。しかし、ちょっと目立ち方が気に食わん。そのような雰囲気にしか感じられませんね。
チズム、さらに発奮
このミーティングの後、マーリンズは上記の通り、4連勝。特にチズムは一弾と発奮し、ミーティング直後の7日のナショナルズ戦では2HR、7RBI。8日はノーヒットながら1RUNをマーク。さらに、9日はマルチヒットを計上。10日のアストロズ戦でも2HR、3RBIで勝利に貢献しました。
当のチズムはもう開き直っており、どこ吹く風で文句を言わせないくらいに活躍しております。
これはマーリンズ内の嫉妬ということであれば、チズムへ順風が吹きそうです。
バハマ出身のチズム。まだまだ色々と進化中ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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