No, Kris Bryant didn't recently turn down a $200-million-plus extension offer from the #Cubs. "Simply not true," a source close to the situation tells @sahadevsharma, who writes about where they go from here after an injury-plagued season. https://t.co/z8UTW72MdS
— Patrick Mooney (@PJ_Mooney) October 11, 2018
ちょっと気になるニュースが入ってきましたので、書いておきたいと思います。
現地2018年10月10日、MLB.com内で流れたニュースなのですが、カブスがクリス・ブライアント(Kris Bryant )に対して複数年の大型契約をオファーしたところ、ブライアント側はこれを拒否したとの報道がありました。
まだ報道ベースでカブス側は公式には認めておりません。
情報によると、カブスは複数年で200Mドル(2億ドル)近い額をオファー。日本円にしてざっと200億円くらいの金額です。それを拒否したとのことで、すわ!ブライアントが移籍か!となりそうですが、すぐの話ではありません。
MLBサービスタイム
クリス・ブライアントの現在の契約は2018年までですが、サービスタイムは2.171年。「調停は3年、FAは6年から」というルールからブライアントは2019年途中に「調停」の要件を満たし(実際に行使するはシーズン終了後になりますが)、「FA」の要件を満たすのは2021年終了時です。
MLBのサービスタイムは172日間を1年とするため、2022年ではなく2021年になるだろうという予想です。アクティブ・ロスターに入っておかないといけないので、そのような書き方になります。

3年過ぎれば、金額に文句があれば調停のテーブルに載せる権利は出来るけれども、自由に他球団と交渉できるのはFAとなる2021年終了後です。
よくあることですが、球団側は調停に入る前に大型契約をオファーして囲い込みたいという狙いがあり、今回は1度目のオファーを出したということかと思います。
クリス・ブライアントの代理人はスコット・ボラス氏。駆け引きのうまい人です。
調停前の年俸アップ
2017年のK・ブライアントの年俸は105万ドル。2018年は1,085万ドルまで上がりました。最初の調停までにこれだけ年俸が上がっている選手はいないそうです。
ブライアントの意思
そしてブライアント側は、FAまでは1年ごとの更新で契約したいとの思惑があります。他球団でのプレーを前提として縛られたくないということと、3Bにもこだわりがあるようですから、起用に関しても契約継続の条件として考えてくれということかと思います。
2018年は頭部へのデッドボールや手首など怪我に見舞われましたが、来季の活躍を期待したいと思います。
カブス2021年問題
なお、カブスは2021年終了後に、クリス・ブライアントだけでなく、カイル・シュワーバー、ハビアー・バイエス、アンソニー・リッゾもFAになりそうです。
球団的に大きな問題が控えておりますね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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