上原投手が現役引退へ
もうお疲れ様でしたとしか言いようがないですね。
読売ジャイアンツの上原浩治投手が日本時間2019年5月20日、現役引退を表明しました。
4 月8日に44才になったばかりでした。
MLB通算9年、BAL、TEX、BOS、CHCに所属
上原投手はメジャー通算9年、オリオールズ、レンジャーズ、レッドソックス、カブスに所属。
- オリオールズ:2009年-2011年7月30(2.5年)
- レンジャーズ:2011年8月-2012年(1.5年)
- レッドソックス:2013年-2016年(4年)
- カブス: 2017年(1年)
34才でのメジャーデビューで昨今のFAの状況から考えればかなり高い年齢でのメジャー挑戦でした。
2年目からブルペンに
オリオールズでメジャーデビューした2009年は12試合に先発、66.2イニングを投げ、2勝4敗、ERA 4.05。
先発はこのシーズンだけで以降はずっとリリーバーとして投げました。
メジャー通算436試合、480.2イニング、22勝26敗、ERA 2.66、奪三振572。
オールスター1度(2014年)、ワールドシリーズ制覇(2013)、2013 ALCS MVPを獲得。
見かけは89mphも手元で伸びる剛速球
上原投手のメジャーでのピークはやはりワールドシリーズチャンプに輝いた2013年になるかと思います。サイヤング賞の投票でも7位に入ったシーズンでした。
そのピーク・イヤーで且つ投手のスピードが出る夏場、たとえば2013年7月14日のアスレチックス戦でどれだけの球速が出ていたかというと89マイル/時。
正確に書くと、このゲームでは21球を投げて、MAXは90.7(145.96kmh)、アベレージで89mph(143.23kmh)。
カットボールが85mph(136.79kmh)で、スプリットが82-83mph(131.96kmh-133.57kmh)。
上原投手と言えば、このスプリットが武器でしたが、その前のファストボールが効いていました。みんな計測に騙されるという伸びるまっすぐは見ていて気持ちちよかったですね。
オファーも絶えなかった人気ぶり
上原投手はその投げっぷりの良さも好きだったのですが、1年1年勝負と割り切って、オファーをもらい契約していったところです。需要があったということはそれだけ信頼があったということですから、投手生命後半に近いところからその地位を築いたのはさすがだと思います。
- 2010年11月FA→2011年12月BALと契約
- レンジャースとはトレードでの契約
- 2012年10月FA→2012年12月BOSと契約
- 2014年10月FA→FAと同日にBOSと再契約
- 2016年11月FA→2016年12月にCHCと契約
マシュマロとケータリング
ありました!アップしてくれている人がいました!!上原投手の情熱大陸。
個人的には2006年のWBCでの活躍ぶりが頼もしかったのと、以前にも書いたことがありますが、情熱大陸でボストンの牛角でマシュマロを焼いていたのが印象に残っています。
レッドソックス時代はホテル住まいで、球場のケータリングを持ち込んでビールで晩ごはんを食べるのが美味しそうでした。
上原投手、お疲れ様でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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