久々に見た珍プレー
現地2021年6月8日(火)は2つの珍プレーが発生。一つはマイナーでの出来事です。
メジャーで起こったのは、美しいボールパークでおなじみのPNCパークで行われたドジャース@パイレーツ戦。
ケブライアン・へイエスの1B踏み損ね
珍プレーを起こしたのはパイレーツの期待の星、ケブライアン・へイエス(Ke’Bryan Hayes)。開幕直後に左手首を負傷してバットが振れなくなり、60Day ILに入っていましたが、現地6月3日のゲームから復帰。復帰後はこのゲーム前までの4試合で、18-7、打率.389、HR1 、二塁打1、三塁打1と活躍中。
技ありの一発
1回裏、2番3Bで先発出場したケブライアン・へイエスの第1打席。ドジャース先発のウォーカー・ビューラーの96.9mphのファストボールをうまくRFに運び、HRか、ファウルか、あるいはインプレーかという微妙な打球を放ちます。
これがRFポールの根本に当たるHR。ビューラーのようなファストボールはこう対処するのだという見事な当たりでした。
インプレーの可能性もあり、1塁まで全力で駆け抜けようとしたケブライアン・へイエス。HRとわかり、2塁ベース付近で速度を緩めてホームイン。
しかし、ドジャースからリプレーのリクエストが。
そこで映し出されたのは、打球の行方に夢中で一塁ベースを踏みそこねたケブライアン・へイエスの姿が。
集中しすぎて前しか見ていない
HRでベースを踏み忘れというのはどうすれば起こるのか?の典型的なプレーでもありました。踏み忘れというより踏み損ね。
何か気持ちはわかる気がするプレーでもありました。真面目に前だけ見ていて、気づけば2塁ベースを踏んでしまい、もう戻れないという。
しかし、大きなミスには違いなく、記録上はフライアウトということに。
ゲームは5-3でドジャースの勝利。初回の1点があれば、また流れが変わったかもというプレーでもありました。
ボビー・ウィット・Jr.はホーム踏み損ね
この日はマイナーでも同様の珍プレーが起こり、ロイヤルズの期待のプロスペクト、ホビー・ウィット・Jr.(Bobby Witt Jr.)が起こしました。
ボビー・ウィット・Jr.の場合は、ホームを踏んでいるのではないか?と思えるような動きで、直後に主審もベースを刷毛できれいにしていたのですが、どうやら踏んでいなかった模様。
Bobby Witt Jr. thought he touched ‘em all for his second homer of the game.
— MLB Pipeline (@MLBPipeline) June 9, 2021
But he didn’t touch home. pic.twitter.com/ve4hmgx7em
近くの主審の判断ゆえ、間違いないでしょう。
これも勿体ないプレーでした。
ボビー・ウィット・Jr.はすでに10HR
ロイヤルズ期待の20才のボビー・ウィット・Jr.ですが、この日は2本目のHRとなるところでした。
ボビー・ウィット・Jr.は現在ダブルAでプレー。現地2021年6月8日時点で、28試合に出場。114-29で、打率.254、OBP .333、SLG .544。HRは10を数え、5月30日には1試合3HRを記録するなど順調に成長しています。
早く上での活躍が見たい選手でもあります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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