クリス・デービスがHRを量産
これはすごい!としか言いようがありません。
現地2018年9月21日、ツインズ戦に挑んだアスレチックスは前半に優位にゲームを運んだもののの、中盤に大量失点で劣勢に。しかし、そこから粘りを見せ、最後は最も頼りになるクリス・デービスがサヨナラHRを放ち逆転勝ちを納めました。
なかなかいいゲームだったと思います。
J・ベリオス vs 小刻みリレー
ツインズの先発は今季11勝のホセ・ベリオス。もはやツインズのエース的存在になりましたね。対してアスレチックスはライアム・ヘンドリクス。この名前を聞いただけで小刻みリレーが決定です。
ご覧ください。ライアム・ヘンドリクスに至っては9月に入ってからは1イニング限定で中2日で登板しております。
- Sep 1 / vs SEA / 1.2 IP
- Sep 4 / vs NYY / 1.0 IP
- Sep 7 / vs TEX /1.0 IP
- Sep 8/ vs TEX / 1.0 IP
- Sep 12 / @ BAL /1.0 IP
- Sep 15 / @TBR /1.0 IP
- Sep 18 / vs LAA / 1.0 IP
この日もヘンドリクスは1回で降板。被安打1、与四球1、奪三振2、無失点でした。その代わりに2番手のクリス・バシットが2回から5回までの4イニングを投げ、イニングを稼いでいます。
K・デービスが先制の44号
初回、アスレチックスは2アウトからジェド・ラウリーが四球で出た後、4番のクリス・デービスが44号HRを放ち、幸先よく2点を先制。
本当にストッキングさえなんとかなればクリス・デービスは完璧なヒーローなのですが・・・。もっともこのスローバック・ジャージの時だけです。
アスレチックスは2回にジョナサン・ルクロイの犠牲フライ、4回にはマーカス・セミエンの犠牲フライで手堅く加点。4−0とリードしますが、6回表に罠がありました。
ルー・トリビーノ、疲れが出ているのか
6回表のアスレチックスのマウンドは3番手のルー・トリビーノ。ルー・トリビーノはルーキーだったんですね。気づきませんでした。1991年生まれで、まもなく27才になる遅咲きの投手です。
今季67試合目の登板でアスレチックスのこの快進撃の隠れた立役者の一人であります。登板ゲームでのイニング数はほぼ1イニング。しかし、9月11日のBAL戦で1失点、18日のLAA戦で3失点しており、ちょっと疲れが出ているのかなという状況。
この日は残念ながら大乱調でした。二塁打→2ランHR→シングル→シングルと1アウトも取れずに2失点し、ランナーを1、2塁に溜めて、ショーン・ケリーにスイッチするはめに。さらにその後を継いだショーン・ケリーもこの悪い流れを断ち切ることが出来ず、4失点。この回計6失点で4-6と逆転され終盤に入るという悪い流れになってしまいます。ブルペンは今季本当に頑張っているのでこういう日もあります。
M・カナの同点HRとK・デービスのW/O 45号
悪い流れのアスレチックスだったのですが、6回裏、1アウト後に投手交代が絡んだ代打の代打で出場したマーク・カナが2ランHRを放ち、同点に。
この一発は大きかったです。
アスレチックスはその後、ブッチャー、ファミリアとつなぎ攻撃陣は得点ならず。そして切り札ブレイク・トライネンを9回から起用。裏の攻撃に期待しましたが得点ならずに延長戦に。
アスレチックスはトライネンを10回のマウンドにも送ります。もう後がないというベンチの意思表示でもありました。トライネンは2イニングをパーフェクトに抑える好投。ERAは0.83にまで下がっています。
迎えた10回裏、先頭のクリス・デービスが45号HRを放ち、7-6でゲームを決めたという流れでした。
カナとデービスのHRのシーンです↓。
アスレチックスは3連勝。しかし、この日、アストロズも勝利。アストロズはプレーオフ進出を確実にしました。
これでアスレチックスは154試合目が終了。残り8試合。最後の最後に何かを起こすか、注目ですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
コメント