2020 ゲーム開始!
現地2020年2月21日、MLB各クラブはスプリングトレーニングのフルスクアッド(全員参加)が今週はじめに始まったばかりですが、すでにゲームが始まっています。
いよいよ球春到来の季節となってきました!
4試合開催
現地2020年2月21日に行われたのは4試合。おもしろい話題もありましたので順番に見てみたいと思います。
レンジャーズ@ロイヤルズ戦
この日行われたメジャーのチーム同士の対戦がこのカード。スターティングはかなり豪華な面々が揃いました。
レンジャーズ | ロイヤルズ |
1. ダニー・サンタナ:CF 2. アイザイア・カイナーファレファ: SS 3.ロナルド・グズマン: 1B 4. トッド・フレイジャー: 3B 5. スコット・ハイネケン:LF 6. ホセ・トレビーノ:C 7.シャーテン・アポステル:DH 8. アドリス・ガルシア:RF 9. アンディー・イバニエス: 2B | 1. ウイット・メリフィールド: CF 2. アレックス・ゴードン: LF 3. サルバドール・ペレス: DH 4. ホルヘ・ソレアー:RF 5. マイケル・フランコ: 3B 6. ライアン・マクブーン:1B 7. マット・レイノルズ: SS 8. キャム・ギャラガー: C 9: ウンベルト・アルテアガ:2B |
レンジャーズは移籍組のトッド・フレイジャーを4番に起用。
(TEX)20才のアポステルが出場
初お目見えが20日の3B、シャーテン・アポステル(Sherten Apostel )。アンドリュー・ジョーンズやアンドレルトン・シモンズが出たキュラソー島出身。まもなく21才となるプロスペクトです。もともとパイレーツとアマチュアFAとしてサインしていましたが、2018年のトレードデッドラインでレンジャーズがキーオン・ケラをパイレーツにトレードした時にPTBNL(後日指名の選手)としてパイレーツからレンジャーズに移籍してきた選手。
この日は2打席回りましたが、2打席ともに三振に終わりました。現時点での力試しですね。
(KC)ソレアーがHR!
上位打線を主力で固めたロイヤルズは、ベテランのアレックス・ゴードンまで出場。ウィット・メリフィールドはCFに入りました。3BにはフィリーズからノンテンダーFAとなったマイケル・フランコ。かなりベストに近いメンバーですね。トミージョン手術明けのサルバドール・ペレスもDHで出場しています。
ホルヘ・ソレアーは1回裏に四球で出たサルバドール・ペレスを1塁に置いて、LFに豪快なHRを放ち、今スプリングトレーニングのゲームでメジャーで1番目にHRを放ちました。さすが2019のHRタイトルですね。この日は2打数1安打。
(KC)ローゼンタール登板
投手ですが、レンジャーズは22才のレフティー、コルビー・アラードが登板。1イニングを投げ、ホルヘ・ソレアーに一発を浴び2失点。ベテラン、ルイス・ガルシアも登板し、9人で被安打6、失点4。仕上がりはまあまあよいのではないでしょうか。
一方のロイヤルズはホルヘ・ロペスが登板。2回を被安打1、無失点と順調な仕上がりを見せました。そして2019年、アウトが取れず苦労したかつてのカージナルスのクローザー、トレバー・ローゼンタールも登板。1イニングをパーフェクト、2三振を奪う好投を見せています。
ロイヤルズで苦しんだのは左腕のエリック・スコグランド。0.2イニングで被安打3、失点3、与四球1と厳しい結果に終わっています。
スコアは5-4でレンジャーズが勝利しています。
ノースイースタン大学@レッドソックス
レッドソックスは大学生とエグジビション・ゲームです。ご覧のメンバーが出場しました。
ルスネイ・カスティーヨが4番
4番を打ったのはここ数年贅沢税を圧迫していたキューバー出身のルスネイ・カスティーヨ。まだ亡命しなければMLBに入れなかった時代です。2013年末に亡命しました。2014年にレッドソックスとサイン。この時の契約が7年$72.5M。
ゲームに出たのは2014年から2016年の3年間で99試合のみ。打率.262、OBP .301、SLG .379、HR7。その後はMLBの出場なし。今季は4年ぶりのメジャー復帰を目指し、NRIとしてメジャーキャンプに招集されていました。すでに32才に。
このゲームでは1Bゴロ、3Bゴロで2打数0安打。
ジーター・ダウンズが1安打
プライスとベッツのトレードでドジャースから移籍してきたジーター・ダウンズは3塁への内野安打を放つ1安打。3Bゴロと言っていいかもしれませんが、まずは1本出しました。
このゲームはエグジビションのため7回で終了。レッドソックスが3-0で勝利。
サウスイースタン大学@タイガース
こちらもエグジビション・ゲームでしたが9回までやりました。5-4 でタイガースが9回裏にサヨナラ勝ち。辛勝といったところです(スコア)。
ミネソタ大学@ツインズ
ツインズはミネソタ大学(University of Minnesota)と対戦。こちらもエグジビションで、7回まで。このゲームはツインズ打線が爆発。16−0で快勝しました(スコア)。
1番SSでロイス・ルイスが出場!4打席、1安打、2四球、RUNが3。順調そうです。
これから大谷選手のエンゼルスやベッツのいるドジャースなどゲームが始まります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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