高いレベルで競い合っているMLBですが、もはや名物となっているライバル対決があります。
それがマリナーズのフェリックス・ヘルナンデスとレンジャーズのエイドリアン・ベルトレの二人。
この2人のもはやコンビ芸的な面白いシーンがあったので記事にしたいと思います。
その他、シーズン後半なので話題が盛りだくさんなので、現地2018年8月7日の出来事として、大谷選手のHRの話題と注目のアスレチックスVSドジャース戦も記事にしたためております。
まずはフェリックスとベルトレから。
フェリックスとベルトレ
現地2018年8月7日のマリナーズ@レンジャーズ戦でも出ました。2回裏、先頭のエイドリアン・ベルトレがフェリックス・ヘルナンデスの抜けたカーブに三振したシーンです。
互いを尊敬しあっているからこそ出る嘲(あざけ)り合い。「何だよ、そのスイングは?」と言わんばかりのフェリックスの本気の笑いがなかなかいいです。
2人の関係
この二人、もちろんエイドリアン・ベルトレの方が年上です。ベルトレは1979年4月7日生まれの39才、フェリックスは1986年4月8日の32才。出身国はベルトレがドミニカ共和国で、フェリックスがベネズエラ。
仲がよいのは2005年から2009年の4年間、ベルトレがマリナーズにいたことから近しい間柄になったようです。
マリナーズ時代のベルトレ
エイドリアン・ベルトレは2004年(当時ドジャース)に48HRを放ち、その年、シルバースラッガー賞を受賞。2005年、FAで鳴り物入りでマリナーズに移籍してきました。
ベルトレがSEAにいる時代のフェリックス
そしてフェリックス・ヘルナンデスがルーキー・イヤーを迎えたのは2005年。ベルトレのマリナーズでのラスト・イヤーとなった2009年には19勝5敗を上げ、一躍メジャー屈指の右腕となったのでした。
ちなみに、フェリックスは翌年の2010年、13勝12敗ながら、34試合、249.0イニング、ERA 2.27、完投6、うち完封1の内容の良さが認められ、サイ・ヤング賞を受賞しています。地区最下位のチームからの選出です。
フェリックスは通算168勝123敗(現地2018年8月7日時点)ですが、強いチームにいればもっと勝ち星がついていますね。
2人のおもしろ動画
そんな二人のここ数年のファニー・モーメントを集めた動画がありました。ベルトレのいい兄貴ぶりがよくわかります。
この日のゲームですが、味方の援護でいい立ち上がりを見せたフェリックスでしたが、中盤に逆転を許し、負け投手に。11−4でレンジャーズが勝利しました。
フェリックスの勤続疲労
2008年から8年連続で200イニングを投げてきた鉄腕も2017年(6勝5敗、86.2イニング)からちょっと長年の疲れが出てきているように思います。今季はここまでローテーションを守っているものの、この敗戦で8勝10敗。技術を駆使して長く登板してもらいたいものです。
さて、このゲームですがおめでたいことが1つありました。
バートロ・コロンが246勝目。ラテン・アメリカ出身の投手で勝利数最高となっています。
現地2018年8月7日は他にも話題がありました。
大谷選手が逆転の3ランHR
大谷選手が素晴らしい当たりのHRを放っております。しかも逆方向です。
地元でのタイガース戦に3番DHで出場。初回の守りで2点を先制された直後の逆転3ランHRです。タイガースのピッチャーはジェイコブ・ターナー。
エンゼルスは大谷選手のこのHRを口火に初回に7点をあげ、ゲームを優位にすすめ、11−5で勝利しました。
エンゼルスは連勝(57勝目)。地味にではありますが、3位マリナーズ(65勝)に迫っております。
ア・リーグ西地区の話しを書きましたので、ついでに前日の記事で書いたアスレチックスの話題も。
A’s 、ドジャースとの初戦に惜敗!
ア・リーグ2位のアスレチックスですが(67勝)、現地2018年8月7日から地元にドジャースを迎えてのインターリーグが始まっています。
ドジャースもDバックスとの首位争いがかかっていますし、非常に興味深い対戦でした。
マナエアVSリッチ・ヒル
アスレチックスはエースのショーン・マナエア、ドジャースはリッチ・ヒルという投げ合い。アスレチックスはエースを立てたので、どうしても勝ちたかったのですが、ショーン・マナエアがドジャースにつかまってしまいました。
途中、クリス・デービスの2ランHRも出て1点差まで追い上げたのですが、一歩及ばず、初戦を落としてしまいました。
シーズン勝利数はアスレチックスの方がドジャースを上回っているのですが、戦力自体はやはりドジャースの方が上です。アスレチックス目線で見ると、ジャイアント・キリングを見るようでなかなか面白いゲームだったと思います。
MC・ハマーがファースト・ピッチしてますwww
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