ブレーブスが3年連続のNLCSへ
現地2021年10月12日、ブルワーズ@ブレーブスのNLDSも決着がつきました。ブレーブスが接戦を制し、5-4のスコアで勝利。
ブレーブスはGame2以降、3連勝を上げ、見事に3年連続でNLCS進出を決めました。おめでとうございます!
決めたのはフレディー・フリーマン
4−4のタイスコアで迎えた8回裏、ブルワーズは今シリーズ、Game1以来の登板となるジョシュ・ヘイダーを早くも投入。ヘイダーは期待通りの投球を見せ、エディー・ロザリオを4球で三振。つづくダンスビー・スワンソンも三球三振に仕留め、2アウト。ダンスビー・スワンソンはこの日、リードオフを任されていました。
この2奪三振でブルワーズが一気に流れを取るか?と思われました。
ジョシュ・ヘイダーとの真剣勝負
ここで2番のフレディー・フリーマンが打席に。なんとも絶妙な打線の巡りでした。
2アウトランナー無しで、ジョシュ・ヘイダーとフレディー・フリーマンの言わばガチンコ対決が実現。野球の神様が用意した最高の場面ですね。
しかし、勝負はあっさりとつきました。ジョシュ・ヘイダーが投じた初球の真ん中付近に来たスライダーをフレディー・フリーマンが見逃さず、CFへ大飛球。これがHRとなり、ブレーブスが5-4と勝ち越しに成功したのでした。さすがのチームリーダーの活躍。フレディー・フリーマンの凄さたるや、筆舌に尽くしがたいものがあります。
最終回、ブレーブスはウィル・スミスを投入。先頭のエドゥアルド・エスコバーにシングルを許したものの、コルテン・ウォンが痛恨のバントミス。これで投げやすくなったウィル・スミスはつづくウィリー・アダムスとクリスチャン・イェリッチから連続三振を奪い、ゲームセット。
ブレーブスが5-4で勝利し、NLCS進出を決めたのでした。
ブレーブス、失点直後に追いつく!
Game2、3で2試合連続でシャットアウトを食らったブルワーズ。この日は、かなり入れ込んでいました。1,2回は得点にはつながらなかったものの、ブレーブス先発のチャーリー・モートンに食らいつくべく、ランナーを出し、なんとか得点につなげようという意欲がありありと見えました。
チャンスは4回に巡ってきました。オマール・ナルバエスがタイムリーシングルで1点を先制。ブレーブスはここでモートンからジェシー・チャベスにスイッチ。ちょっと早かったですね。直後に、ロレンゾ・ケインにもタイムリーを放ち、スコアは2-0に。
しかし、ブレーブスは4回裏、エディー・ロザリオの2点タイムリーですぐに同点に(2-2)。
5回表、ブルワーズは期待のロウディ・テレスがブレーブス3番手のワスカル・イノア(Huascar Ynoa)から2ランHRを放ち、4-2と勝ち越し。
5回裏、ブレーブスはジョク・ピダーソンの3塁への痛烈な当たりで、3塁ランナーのアルビーズが生還。さらにトラビス・ダーノーがタイムリーを放ち、2得点。再び、同点に追いついたのでした(4-4)。
この粘りはさすがですね。話は飛びますが、ALDSで敗れたホワイトソックスに足りなかったのはこのような粘り。特に四球を取る効果を実感してもらいたいですね。
モートン、早めに降板
モートンの降板は早すぎたと思いましたが、良いように考えれば、NLCSに向け球数をセーブできたとも言えますね。チャーリー・モートンは3.1イニングで被安打4,失点2(チャベスが打たれたので2失点に)、奪三振5。球数は69球に達していました。
ウッドラフも投入したブルワーズ
後がないブルワーズは、6回裏2アウトからブランドン・ウッドラフを投入しました。8回でしかも同点の場面でジョシュ・ヘイダーを投入したことも含めて1イニング必勝という体勢で臨みました。おそらく打線に、奮起せよとのメッセージもあったと思います。
ブルワーズ、シリーズ6得点
NLDSの計4試合でブルワーズは6得点しか上げることが出来ませんでした。バツグンの投手力もこれでは活かしきれませんでしたね。
チーム打率は125-24で.192。
お読みいただき、ありがとうございました。
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