ブルワーズ、ローテーションの1人を欠いてしまう
現地2022年5月23日、全てのクラブがシーズンの1/4に当たる40ゲームを消化しました。すでに40ゲーム以上を戦っているクラブも多いです。そんな中、ナ・リーグ中地区をトップダントツのトップで突っ走るミルウォーキー・ブルワーズにトラブルが発生。
ローテーション右腕で、今季はブランドン・ウッドラフの次のゲームを任されていたフレディー・ペラルタが右肩のハリでIL入りすることになりました。
ゲーム途中でトレーナーを伴い降板
ブルワーズにトラブル発生と言っても、フレディー・ペラルタが今季、本来の調子ではないことはすでに明らかでしたので、特別驚くことではありません。ただ、ローテーションの一人として機能していたのを失ったのは大きいです。
フレディー・ペラルタは現地2022年5月22日のナショナルズ戦に先発。初回に2奪三振を上げ、好調な立ち上がりに見えましたが、2回に2アウトから2連打で1失点、3回にも四球絡みで1失点を献上。ここまではまだよかったのです。
4回表、先頭から3連打を浴び、1失点で計3失点目。ペラルタはチームトレーナーを伴い降板することになりました。怪我であることは明らかな状態。
ちなみに、その後、緊急登板となったブレント・スーターも5連打を浴び、このイニングだけで6点を失っています。
2021年も同じ炎症で離脱
フレディー・ペラルタは、2021シーズンの終盤も同じ肩の炎症で約2週間離脱。
2021年は144.1イニングを投げ、ERA 2.81、SO% 33.6%、BB% 9.6%、10勝5敗と素晴らしい成績を残し、オールスターにも初選出。唯一、この肩の炎症による離脱がもったいないシーズンでした。
早期復帰ならローテーションは大丈夫
フレディー・ペラルタの傷めている箇所は広背筋。日本語訳にするとLatはこうなり、細かい部分までわかりませんが、旋回運動に関わる箇所なのはたしかです。肩の痛みでここを傷めるのは厄介です。早期に復帰できれば良いのですが、仮に15日間のIL通りに、15日で復帰できれば、ブルワーズは次の14日間で15試合をこなすことになるため、アーロン・アシュビーをそのカバーに入れることでなんとかなりそうです。
過密日程ゆえ、おそらく5月30日のダブルヘッダーでカブスと対戦するときは、マイナーから補強が必要になるかもしれません。
ただ、長期離脱ということになるとクレイグ・カウンセル監督もちょっと頭が痛くなるところではあります。
早期復帰が叶いますように。
お読みいただき、ありがとうございました。
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