2人とも開幕はアウトかも
現地2020年1月28日、怪我のニュースが入ってきております。いずれもクラブ内で注目したい選手で、開幕に間に合うかどうかというとたぶんアウト。4月半ばに復帰出来るかどうかという怪我です。
まずはレッズの3Bスアレスの状態です。
レッズのスアレスはプールで事故→手術へ
シンシナティ・レッズの3Bで、2019年に49HRを放ち、HRタイトルの2位に入ったエウヘニオ・スアレス(Suarez )が肩を手術しました。
自宅プールでの災難
エウヘニオ・スアレスが手術したをしたのは右肩の軟骨除去のため。約10日ほど前の1月半ば、スアレスは自宅プールで怪我をしたことが判明。シンシナティの病院で検査したところ、手術に至ったのでした。プールでの怪我ということですが、詳細は出ておりません。かなり高い確率で転んだ時に傷めたと思われます。
不注意でなければよいですが、たとえ不注意であったとしても責めてもなんにもなりませんから、こうなったら完治を目指して欲しいなとは思います。
スプリングトレーニングは軽めのスタートから
ただ、不幸中の幸いでそれほど重い怪我ではなく、すぐにリハビリに入るようです。とは言え、2月半ばから始まる野手のスプリングトレーニングのワークアウトまであと2週間。さすがにこれには間に合わず、スアレスはリハビリでのワークアウト・スタートということになりそうです。
また二次災害を防ぐべく、しっかりと治すでしょうから、スローイング、スイングのチューンナップの期間を入れるとゲーム復帰は3月下旬になるかもしれません。そうなると、開幕はアウトの可能性が高いです。
アグレッシブなレッズに悪いニュース
このオフ、FA市場に非常に積極的なレッズはプラス要素が加算されるばかりでしたが、このスアレスの怪我のニュースはやや冷水を浴びせた感があります。攻撃の軸にスアレスを考えているでしょうから、しっかりと治してもらいたいですね。
ムースが開幕3Bか?
レッズは外野の補強だけでなく、オフの早い時期にマイク・ムスターカスとサイン。仮にスアレスが開幕アウトでもムースが3Bを守り、穴はありませんが、スアレスがいるのといないのとでは打線の厚みが変わってきます。
リンドーア獲得に加速??
これは筆者の予測ですが、こうなるとレッズは本気でインディアンスのフランシスコ・リンドーア獲得に至るかもわかりません。もっともインディアンスが誰を欲するかにもよりますが、背中を押す要素にはなっているかと思います。
もう一人注目の選手の怪我のニュースが入ってきました。
MILのウリアスが有鉤骨骨折
今オフ、ブルワーズとパドレス間で成立したトレードでパドレスからブルワーズに移籍してきた期待のプロスペクト、ルイス・ウリアス( Luis Urias )が”eft hamate bone”、左手有鉤骨を骨折。全治6から8週間と診断されています。
まさかの有鉤骨骨折
期待のウリアスですが、オフの間頑張りすぎたようでスプリングトレーニングに入る前に有鉤骨骨折となりました。これはちょうどバットのグリップが当たるところですね。
ホセ・ラミレス、ジョーイ・ギャロも2019シーズンに骨折し、シーズンに影響しました。鍛えて治すわけにもいかず、骨の回復を待つしかありません。
ブルワーズはウリアスをメインで考慮していた
ブルワーズですが、2020年のSSをルイス・ウリアスありきで考えていたような形跡があります。オーランド・アルシアという素晴らしいSSがいるにもかかわらず、アルシアと競争させた上での話ですが、出来ればウリアスをSSで使いたかったようです。
ただ、上記のように回復まで6から8週間かかるので、スプリングトレーニングではリハビリスタートとなり、強くバットが振れるようになるまでの時間も含めると、おそらく開幕もアウトの見込みです。
内野手がたくさん
ブルワーズは開幕SSをオーランド・アルシアで乗り切りそうですが、今オフはエリック・ソガード、ジェド・ジョーコを獲得しており、2Bのヒウラも含めて競争が激しくなりそうです。
オーランド・アルシア好きの筆者とすれば、彼を起用してもらいたいですが、やはりルイス・ウリアスも早く見てみたいですものです。
2選手ともにしっかりと治してフィールドに戻ってきて欲しいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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