五輪全6チームが出揃う
現地2021年6月26日(土)、東京オリンピック・野球の最後の1枠が決定。ドミニカ共和国が東京行きを決めました。
🇩🇴🇩🇴🇩🇴 Dominican Republic Earns Final Spot in Tokyo Olympics! 🏆⚾ 👏 🇩🇴DOM 8-5 VEN 🇻🇪 #RoadToTokyo #Tokyo2020 @FedobeRD @probeisbolrd pic.twitter.com/Nuk4xQq1qv
— WBSC ⚾🥎 (@WBSC) June 26, 2021
これにより、東京五輪の野球出場国はホスト国である日本、ヨーロッパ・アフリカ大陸予選を制したイスラエル、プレミア12で出場を決めたコリア、メキシコ、アメリカ大陸予選を制したアメリカ、そして最終予選を勝ち抜いたドミニカ共和国の計6チームに決定しました。
Final Qualifier(最終予選)は3カ国
現地2021年6月22日から行われたFinal Qualifier(最終予選)ですが、ドミニカ共和国、ベネズエラ、オランダの3カ国によって争われることとなりました。
3カ国が辞退
もともとは、下記の6チームによって最後の1枠を争うことになっていましたが、まず5月初旬にチャイナが出場辞退を決定。次いで、6月3日に台湾がCOVID-19の悪化で出場辞退を表明。さらに6月9日、オーストラリアもCOVID-19の悪化を理由に出場辞退を表明しました。
- オーストラリア(COVID-19の影響で辞退を表明)
- オランダ
- 台湾(COVID-19の影響で辞退を表明)
- ドミニカ共和国
- ベネズエラ
- チャイナ(出場辞退)
出場決定のプロセス
3カ国のみの出場となったため、まずは22日から24日の3日間で総当りが組まれました。
そして総当りの1位はそのまま26日の決勝へ。25日には準決勝が1試合のみが組まれ、それに勝ったチームが決勝へ駒をすすめるという方式に。
総当りの結果
左がビジター、右がホームチームです。
6月22日(予選)
- ドミニカ共和国 10 – 7 ベネズエラ → DOM (1勝)/VEN (1敗)
6月23日(予選)
- ベネズエラ 9 – 3 オランダ → VEN(1勝1敗)/ NED(1敗)
6月24日(予選)
- オランダ 3 – 4 ドミニカ共和国 → DOM (2勝)/ NED (2敗)
この結果、ドミニカ共和国の予選1位が決定。決勝へ。
6月25日(準決勝)
- オランダ 0 – 10 ベネズエラ → ベネズエラが決勝へ
6月26日(決勝)
- ベネズエラ 5 – 8 ドミニカ共和国 →ドミニカ共和国が東京切符
決勝戦
決勝戦の先制点はベネズエラでした。2回表に、ジャイアンツのクラスAプラスに所属するディエゴ・リンコーンズ(Diego Rincones )が3ランHR。
ドミニカ共和国は雲行きが怪しくなったのですが、3回裏、現在FAのベテランOF、メルキー・カブレラが2ランHRで1点差ゲームに。
ドミニカ共和国はさらに4回裏、ロイヤルズでメジャー経験もある内野手のラモン・トーレスのタイムリー内野安打などで一挙に6点を奪い、ベネズエラの反撃のモチベーションを崩しました。
その後、ベネズエラに2点を奪われたものの、ドミニカ共和国が8-5のスコアで勝利。見事な逆転勝利で東京五輪の切符を手にしたのでした。
チーム日本にとってはやっかいなチームが勝ち上がってきました。五輪野球、楽しみですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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