クネイブルでオープナー
現地2021年10月14日、NLDS_G5の決戦直前。ドジャースがサプライズを行いました。
先発投手は当初、予定されていたシーズン20勝のフリオ・ウリアスではなく、ブルペンのコーリー・クネイブルを起用することに決めました。そしてドジャースは、オープナーで決戦に挑むこととなりました。
20勝VS後半のエースの対決ならず
Game5は、レギュラーシーズン20勝3敗のフリオ・ウリアスと、後半戦のエース、ローガン・ウェブとのガチンコの投げ合いで、お客さんが一球、一球に息をのむ・・・そんな対決が実現するかと思ったのですが、叶わず残念です。
ウリアスは怪我ではない
このサプライズ起用は、フリオ・ウリアスの怪我か?と思われましたが、複数のソースを見る限り、そうではなく、戦略的な選択のようです。
勝負強いクネイブルに託す
今季のコーリー・クネイブルの成績は、27試合でERA 2.45。右打者の打率が.208に対して、左打者が.140。
キーマンでもあるブランドン・クロフォードをはじめ、アレックス・ディッカーソン、スティーブン・ダガー、マイク・ヤストレムスキ、ラモンテ・ウェイド・Jr.、トミー・ラステラと左打者が多いジャイアンツ打線にインパクトを与える狙いもあるようです。
最大のキーマンであるバスター・ポージーは右ではありますが。
それにブルワーズ時代の2018年は、NLDSでロッキーズを相手に3試合でERA 0.00、NLCSではドジャースを相手に6試合でERA 1.29という実績を買っての決戦での起用となりました。
ウリアスのSFG戦の成績
フリオ・ウリアスは今季ジャイアンツ戦には5試合で29.1イニングに登板。2勝2敗、ERA 3.38という実績。被本塁打も3本しかありません。確かに2試合でERA 0.64をマークをしたマリナーズよりは打たれてはいます。
クローザー起用か?
ロバーツ監督にすれば、2020年のワールドシリーズを締めたウリアスの姿が気になったのかもしれません。確かに、彼が投げるとひっくり返されることはなさそうです。
筆者はこういうビッグ・ゲームは動いた方が負けと思っていますが、その予想を裏切ってくれるでしょうか?!
注目ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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