エンゼルスは$14MのOPTを拒否→FA
現地2019年12月24日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスがエンゼルスからFAとなっていたコール・カルフーン(Kole Calhoun)を獲得。2年で合意です。2017年にエンゼルスと3年$26Mでサインしていたカルフーンは、今オフ$14Mのクラブオプションでしたが、エンゼルスは行使を拒否。FAとなっていました。
契約は2年 M保証
Dバックスとコール・カルフーンの契約詳細ですが、以下のような内容になっています。
- 2年/$16M保証
- 2020年: $6M、2021年: $8M
- 2023年: クラブオプション: $9M($2Mバイアウト)
コール・カルフーンとは?
コール・カルフーンについて簡単に記載します。1987年10月14日生まれ。2020シーズンは32才です。
2010アマチュア・ドラフトでエンゼルスから8巡目指名を受けてプロ入り。デビューは2012年です。
アウォードとしては、2015年にゴールドグラブ賞を受賞。RFの守備には定評があります。打撃は2014年から6年連続100安打以上を記録。安打数のキャリアハイは2015年と16年のそれぞれで放った166安打。メジャー8年で打率.249、OBP .322、SLG .424、HR 140、RBI 451、OPS+105。
2019シーズンは152試合に出場し、打率.232、OBP .325、SLG .467、HR 33、RBI 74、OPS+ 108、WAR 2.3。
スイングも速いですし、攻撃に活気をもたらすことのできる選手です。
DバックスがOFを獲得した背景
2019年にDバックスのOFの一翼を担ったアダム・ジョーンズが2020年にNPBでプレーするのはすでにご承知の通りです。
2020年のOFの今のところの配置はご覧の通りです。
- LF: デービッド・ペラルタ、ジョシュ・ロハス、ティム・ロカストロ
- CF: ケーテル・マルテ(おそらくCFにコンバート)
- RF:ジョシュ・ロハス
デービッド・ペラルタは決まり、CFはほぼケーテル・マルテで決定という中、RFだけが弱かったと言えました。よって、今回は守備力と長打力が魅力のカルフーンに白羽の矢が立ったということかと思います。
Dバックスはマディソン・バンガーナーも獲得できましたし、それにまだまだプロスペクトの宝庫でもあります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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