予想外の立ち上がり
華麗な立ち上がりを予想していたものの、序盤は試合が重い、重い。
ダルビッシュ投手は、初回に40球以上を費やし、マリナーズの先発ノエシも制球に苦しみ、2回裏を終わって1時間を費やすというスゴイ立ち上がりでした。
現地の人も意外だったのではないかと思います。
一回を終わり、マウンドから降りるダルビッシュ投手に、ブーイングらしき声が!?
しかし、アナウンサーの「あれは、Yuーー(ユー)とダルビッシュ投手への声援です」というフォローにこちらも胸をなでおろしたくらいにらしくない立ち上がりでした。
初回に4失点、2回にも1失点で計5失点でしたが、その後は、投げ方も日本で投げていたようなフォームに戻りつつあり、3回、4回、5回と無失点でした。6回の表2アウト後にアクリーにフォアボール、イチロー選手にシングルを打たれたところでオガンドに交代。
ダルビッシュ投手初登板の成績
5回2/3 、 8 安打、 5 失点、 自責点 5、4 四死球、 5 奪三振、 0 本塁打、 防御率 7.94
ゲーム後のインタビューでは、「最初のマウンドに立ったときに落ち着いていて、周りが見えていたが、体が勝負にいきたくて、アンバランスな状態だった」と答えています。
ちょっと突っ込み気味の投げ方はそういうことだったのだと納得。闘争本能のようなもので、頭はクールでも体がやる気全開だったということかと思います。
英語
ダルビッシュ投手の登板後のインタビューを英語の記事ではとう伝えているかというと、
“Today, when I stepped on the mound for the first time, I was very calm,” Darvish said.”I felt very calm mentally, but my body felt like it wanted to go and go and go. My mind and my body were not on the same page. All my pitches I had a hard time commanding. It was more of a mental battle. I just tried to stay in there and battle.”
スコア
イチロー選手との対戦
(イチローVSダルビッシュ)
- 1回表 第1打席 : サード後方へのポップフライ気味のシングル・ヒット
- 2回表 第2打席 : ライトへの二塁打
- 4回表 第3打席 : ファーストゴロ
- 6回表 第4打席 : センター前シングル・ヒット
この日も3番に入ったイチロー選手は、ダルビッシュ投手から4打数3安打と愛のムチ。
その後イチロー選手は、8回表 第5打席 : ファースト・ゴロ。本日は、5打数3安打という見事な成績でした。
川崎選手との対戦
この日8番セカンドで先発出場の川選手。
- 1回表 第1打席 : フォアボール
- 3回表 第2打席 : センター前シングル・ヒット
- 5回表 第3打席 : センター・フライ
ダルビッシュ投手との対戦成績は、3打数1安打。セカンドでのキビキビした動きがよかったです。投手への声かけもマメに行なっていましたが、ノエシが踏ん張りきれませんでした。
その後は、7回表 第4打席 : ショート・ゴロ。本日は、4打数1安打で、2度の出塁でした。
レンジャーズの破壊力はスゴイ
ホームラン4本でダルビッシュ投手を援護です。クルーズ (Cruz)、モアランド ( Moreland )、ハミルトン (Hamilton)、キンズラー(Kinsler)。
キンズラーは、ダルビッシュ投手降板後の8回のHRです。テキサスは打者優利の球場とは言え、この破壊力はスゴイ。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント
まとめteみた.【【2012レギュラーシーズン】ダルビッシュ投手、初登板、初勝利】
■意外な初登板でした!華麗な立ち上がりを予想していたものの、序盤は試合が重い、重い。