最後はムーキーの好プレーで幕
現地2021年4月17日(土)のドジャース@パドレスのGame2もすごかったですね。またしてもポストシーズンの様相を呈した戦い。
しかもGame2は非常にレベルの高い投手戦が繰り広げられ、両者のせめぎ合いに心躍る名勝負でした。
ダルビッシュ投手、被安打1!
ダルビッシュ投手はすごかったですね。3回までに5奪三振。5回2アウトまでノーヒット。
唯一与えたシングルがこのイニングのルーク・ラリーのシングルのみ。
唯一の失点がカーショウへの四球で押出のみ
このイニングは、ややコントロールが乱れました。2アウトからザック・マッキンストリーに死球、ルーク・ラリーにシングル、オースティン・バーンズに四球で2アウト満塁で、打席はクレイトン・カーショウという場面に。
打撃のいいカーショウですが、2ボール先行のあと、ゾーンに来たボールを弾き返し、4旧もファウルで粘る本気具合。そして7球目、8球目が外れ、これで押し出し四球となったというすごいシーンでした。
この後がさすがだったのですが、1番のムーキーに回ったところをRFフライに打ち取り、最小失点で切り抜けました。普通ならここで2次災害を招くところです。
ダルビッシュ投手は、この後、6回、7回にもそれぞれ2奪三振を奪い、7回、98球を当時、被安打1、失点1、与四球2、与死球1、奪三振9という素晴らしい成績でした。
カーショウも被安打2の好投
そしてドジャース先発のクレイトン・カーショウもすごかったですね。6回を投げて被安打2。特に得点を奪った5回裏のマウンドでは、ここぞとばかりに三者凡退に仕留めたところはさすがでした。
クレイトン・カーショウは6イニングを98球、被安打2、無失点、与四球2、奪三振8と圧巻の投球でした。
ジャスティン・ターナーがHR
ダルビッシュ投手が7回で降板した後、パドレスは8回にピアース・ジョンソンを起用。ジョンソンは、1イニングを無失点に。
その後、マウンドを継いだのはエミリオ・パガン。非常に良い投手なのですが、失点が続いています。この日は、先頭打者のジャスティン・ターナーに2ストライク後の4シームを叩かれ、これがソロHRに。ドジャースが2−0とリードを拡げる展開に。
ムーキーがスーパーセーブ
カーショウ降板後、ジミー・ネルソン、ブレイク・トライネンとつないだドジャース。ブレイク・トライネンは9回をイニングまたぎしましたが、1アウトを取り、ウィル・マイヤーズにシングルを打たれたところでスイッチ。ドジャースは最後に誰を持ってくるかと思いましたが、ビクター・ゴンザレスでした。
ビクター・ゴンザレスは、先頭のジュリクソン・プロファーに四球。これで雲行きが怪しくなりましたが、続くジェイク・クロネンワースを内野ゴロに仕留めたものの、ウィル・マイヤーズは3塁へ進塁。ホームランで同点、1点は覚悟という場面に遭遇します。
迎えるバッターはトミー・ファム。ファムの放った当たりは、右中間のヒット性の当たりで、これでパドレスがまたドラマチックな裏の攻撃でゲームが続くと思われましたが、この日CFに入っていたムーキーがギリギリのところでダイビング。キャッチを披露。このスーパーセーブにより、ドジャースが2−0で勝利しました。
それにしてもGame2はしびれる展開でしたね。
本当にすごい試合をし続ける両チーム。まだ4月です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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