CarGo(カーゴ)のラスト・チャンス
現地2019年5月30日、カブスがカルロス・ゴンザレス(Carlos González )とマイナーディールで合意した模様です。
5月22日にインディアンスをDFAに
カルロス・ゴンザレスの今シーズンのここまでの契約履歴ですが、まず2018年10月にFAとなりました。
今オフの遅いFA市場の影響でゴールド・グラブ賞3度、シルバースラッガー賞2度受賞のカーゴでさえもその余波を蒙り、なかなか移籍先が決まりませんでした。
そしてようやく決まったのがインディアンスとのマイナーディール。これが開幕10日前の3月19日。
インディアンスではスプリング・トレーニングの招待選手としてメジャーキャンプに参加していましたが、マイナーで開幕を迎えました。
4月14日にメジャーに上がり、30試合に出場。
しかし、1ヶ月経過後の5月22日にDFAに。そして26日にリリースとなっていました。
4月にメジャーに上がるも成績が奮わず
カーゴの2019年の成績は30試合に出場、105打数22安打、打率.210、OBP.282、SLG.276、HR 2本、RBI 7。
若手でリビルド中のインディアンスにとっては、ベテランの活躍で若手を刺激したかったのでしょうが、これではさすがに若手を使おうというふうになりますね。
さらに競争の厳しいカブスでチャンスを探る
非常に厳しい状況のカーゴですが、カブスでははさらに厳しい競争に晒されます。
【カブス外野陣】
- クリス・ブライアント(3Bも守りますが)
- カイル・シュワーバー
- ジェイソン・ヘイワード
- ベン・ゾブリスト
- アルベルト・アルモラ・ジュニア
- ジム・アドゥチ
今季はクリス・ブライアントは外野を守るケースも多いことから、クリス・ブライアント、カイル・シュワーバー、ジェイソン・ヘイワードの3人でほぼ決まっています。
そしてゲームの状況でクリス・ブライアントが本職の3Bについたり、ベン・ゾブリストが外野に回ったりする中で、先日のファウルボールが幼い女の子を直撃してしまったアルモラ・ジュニアがおり、34才のジム・アドゥチもおります。
まだ33才のカルロス・ゴンザレスですが、ここを乗り越えないと向こう3年はより厳しくなってしまいます。
2015年には40HRで2度めのシルバースラッガー賞を獲得したカルロス・ゴンザレス。
ここでベテランの味を発揮するか、注目したいと思います。
守備はさすがにいいです。打撃が上がればいいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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