C.C.サバシアが大絶賛
現地2020年4月29日のニュースです。と言っても拡散したのが29日で、実際にはその6日ほど前の24日の出来事。
インディアンス、ヤンキースなどで活躍し、2019年を最後に現役を退いた通算251勝のC.C.サバシア(CC Sabathia)がポッドキャストの番組で大谷翔平選手について思っていることを吐露。大絶賛していました!
“He’s the best baseball player I’ve ever seen in my life.”@CC_Sabathia & @JUST_JUP break down what makes Shohei Ohtani so talented.
— R2C2 (@R2C2) April 27, 2020
Watch 📺: https://t.co/tSzG5w9KFd
Listen 🎧: https://t.co/p7YcTEW7Gu@MLB_PLAYERS x @uninterrupted pic.twitter.com/nEeeGQ98Oz
”best baseball player”
C.C.サバシアは大谷選手についてこのように話しています。
”He’s the best baseball player I’ve ever seen in my life.”
「彼は自分が今までで見てきた中でNO.1のベースボール・プレーヤーだ。」 その理由として、
”Are you kidding me? [He] can hit the ball 900 feet and throw the ball 99 mph off the mound,” Sabathia said. “Who else is doing that? Who else is doing that, bro? There’s nobody else doing that at the big league level.”
「本当、冗談かよっていうくらいの話だよ。[彼]は900フィートも飛ばして(筆者註:274mとはかなり大げさですが、よく飛ばすという意味で)、マウンドから99 mphで投げるんだよ。いったい他に誰がやっている?なあ、誰がそんな事できるよ!メジャーリーグ・レベルでそんなこと出来る奴は他にいないよ。」
R2C2 is UNINTERRUPTED
今回収録されたのは、”R2C2 is UNINTERRUPTED”という番組。実際にはFMの公開放送みたいな番組ですね。
ポッドキャストではありますが、この時代ですからYoutubeにもアップされています。フルのバージョンが下の埋め込みです。実際の番組時間は49分28秒。
ジャスティン・アップトンがゲスト
ホストはライアン・ルッコ氏。ヤンキース系メディア、「YES」のアナウンサーの方です。C.C.サバシアは実質的にゲストみたいなものですが、一応Co-Hostで建前的にはホスト側の役割。それで、ジャスティン・アップトンが呼ばれているという体です。
下記のYOUTUBEの埋め込みは大谷翔平選手の話題が出るところからに合わせています。開始位置46:14。
話題としては本当に最後の最後に出た話題です。ルッコ氏がアップトンに「大谷を初めて見た時、どう思った?」というところから始まります。
アップトンは結構スラングが聞いた言葉を放っています。要約すると、普通の兄ちゃんかと思ったら、99mph、99mph、100mph、スプリットとえげつないボールを投げてびっくりしたという感想をはなします。
そしてサバシアが大谷選手について上記のように感想を言いはなったのでした。
流れ的に本音を言ったと思われる
アップトンがゲストなので番組は彼のドラフトの話題などから入っています。そして大谷選手の話題の直前は、同じエンゼルス内のアルベルト・プホルズでした。要は先輩の話をしていて、最後の最後にホストが大谷選手のタレント(才能)について聞いたという流れ。
サバシアはそこで自身の感想を言わなくても良い流れだったのに、思わず自分の考えを漏らしたという感じでした。なお、ベストプレーヤーだという言葉の前に次の言葉もあったことは記載しておきますが、これは照れ隠しだと思います。
“I keep saying this and people always laugh at me when I say this
「いつも言っていることなんだけど、これを言うといつもみんな笑うんだ。(だけど大谷は今まで見てきた中でベストなベースボールプレーヤーだよ)」。
サバシアと大谷選手の対戦
さて、2018年デビューの大谷選手はここまでのキャリアは2年。投手サバシア、打者大谷の対戦は残念ながらありませんでした。
大谷選手が過去2年でヤンキースの左腕と対戦したのはJ.A.ハップとアロルディス・チャップマンのみ。エンゼルスとヤンキースは同じリーグとは言え、そもそも対戦は少ないので、サバシアのローテーションと大谷選手の出場がマッチしませんでした。
ちなみに大谷選手と両投手との対戦は合わせて5打席。3打数0安打です。
C.C.サバシアも野球の本来の醍醐味というか、売って投げて走ってというのに憧れがあったのかもしれませんね。だからこそ、メジャーリーグ・レベルでそれをやってのけている大谷選手を素直に賛えたいのかもしれません。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント