アツかったATL@MIL3連戦
現地2019年7月15日から始まったブレーブス@ブルワーズ3連戦はなかなかアツいシリーズでした。
レベルの高いクラブ同士、いいゲームを見せてもらったと思っています。
17日は3連戦最後のゲームが行われ、ブルワーズが追い上げるブレーブスをかわし、5−4で勝利。
シリーズ開始前までの7月の成績が3勝7敗だったブルワーズ。シリーズを2勝1敗で勝ち越し、5勝8敗とし調子を取り戻しつつあります。
Game1はブレーブスが勝利
まずGame1はブレーブスがフレディー・フリーマンの3ランHRで先制。ブルワーズもケストン・ヒウラのタイムリー・トリプルなどで2点を返して追い上げるも、ブレーブスが4−2で勝利しました。
ブレーブス先発のマックス・フリードが5回を無失点に抑え、10勝目。
Game2はブルワーズが大勝
Game2はブルワーズ がケストン・ヒウラに9号、イェリッチに33号が出て13−1で快勝。ブレーブスはブライス・ウィルソンが4失点、ワスカー・イーノアが6失点と乱調でした。
ブランドン・ウッドラフが100mphを計測
この日のブルワーズの先発はブランドン・ウッドラフ。常に97mphは出しているブランドン・ウッドラフですが、この日はとりわけボールが走っており、ついにトリプル・ディジッツ(100mph)を計測しています。
オールスターにも出ましたし、使っているうちに成長しましたね。
Game3は好ゲーム
7月17日行われたGame3ですが、ブルワーズがチェイス・アンダーソン、ブレーブスがダラス・カイケルが登板。
チェイス・アンダーソンが1ヒッター
ブルワーズ先発のチェイス・アンダーソンは協力なブレーブス打線を相手に丁寧な投球を披露。6回途中、被安打1、無失点とゲームメイクに成功。
ブルワーズ打線は2回にマニー・ピーニャが2ランHRを放ち2点を先制。
6回にはイェリッチの今季34号で1点を追加した後、ライアン・ブラウンの三塁打で続き、ケストン・ヒウラがタイムリーダブルで2点目。さらに、マニー・ピーニャがシングルでヒウラを返し、3点目。ブルワーズが5−0とリード。
ジョシュ・ドナルドソンが好調を維持
このまま逃げ切るかと思いましたが、ブレーブスは8回表にジュニオール・ゲラからジョシュ・ドナルドソンが2ランHRで2−5。
さらに、9回表にはクローザーのジョシュ・へイダーを攻め、ジョシュ・ドナルドソンの2点タイムリーで1点差まで追い上げます。
しかし、最後はオジー・アルビーズを三振に打ち取り、ブルワーズが辛くも5−4で勝利しました。
安心して楽しめるMIL & ATL
ブルワーズのゲームを見ていると何か安心感を覚えます。ベテラン・若手のバランスといい、先発ローテーションの顔ぶれ、さらにブルペンの充実、しっかりしたセンターラインと、かつて地区5連覇を達成したときのフィリーズを見ているような強さがあります。
確かにブルペンが失点することはありますが、適材適所にタレントが揃っていて人材もうまく育てています。
筆者はレッドソックスを応援しているのですが、打撃陣と投手陣のバランスがやはり悪いですし、ブルペンは頑張ってはいるのですが、薄氷を踏むようなリレーはやはりちょっと疲れますね。
また、ブレーブスはあらためて見るとセンターラインが強いなと思いました。ダンスビー・スワンソン、オジー・アルビーズ、ブライアン・マッキャン、ロナルド・アクーニャ・ジュニア。また、若手を引っ張る形でフリーマンとドナルドソンが活躍しているのもいいですね。あとは投手陣。この7月で誰を獲得するのか注目しています。
もし両チームがペナントを制せば、勝率がリーグ2位と3位なのでNLDSで当たるかもしれません。
中地区は現地2019年7月18日時点でカブスがトップですが、ブルワーズとカブスはシーズン終盤までもつれそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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