再び、レベルの高い投手戦!
現地2021年10月9日、この日はNLDSの2試合のみ。前日のGame1のチャーリー・モートン先発ゲームを落としてしまったブレーブス。それ以上に、ブルワーズのコービン・バーンズの好投が光ったゲームでもありました。
ブルワーズが先勝したこのシリーズですが、この日はマックス・フリードが素晴らしい投球を披露。前日とは逆に、ブルワーズ打線が仕事が出来ない状況となりました。
スタメン
スタートはご覧のメンバー。
ブレーブス | ブルワーズ |
---|---|
RF ソレア 1B フリーマン 2B アルビーズ 3B ライリー CF デュバル LF ロザリオ C ダーノー SS スワンソン P フリード | 2B ウォン SS アダムス 1B エスコバー RF ガルシア LF イェリッチ 3B ウリアス CF ケイン C ピーニャ P ウッドラフ |
ゲームの流れ
引き締まった投手戦。先に失点したのはウッドラフの方でした。
- 1回【ATLANTA】【MILWAUKEE】
ウッドラフは1アウトからキーマンのフリーマンに四球。つづくアルビーズの3B後方へのファウルフライをSSのウィリー・アダムスが好捕。これでスタンドが盛り上がりました。つづくライリーを三球三振に仕留め、いい雰囲気の中での立ち上がり。
フリードは、ウォンに4シーム、カーブの双方に対応されるもCFライナーに仕留め、まずは1アウト。アダムス、エスコバーは自身のリズムに抑え、こちらも無失点の立ち上がり。
この時点で1点を争う投手戦が予想されました。
- 3回表【ATLANTA】
1アウトからホルヘ・ソレアーがLF線へ二塁打を放ち、チャンスメイク。つづく、フレディー・フリーマンが追い込まれながらも、RFへタイムリーを放ち、ブレーブスが先制(1-0)。
つづくオジー・アルビーズはRFへ大きな飛球。検証となりましたが、RFフェンスのトップに当たっていることが判明し、二塁打に。グランドルールダブルではないので、1塁ランナーのフリーマンが生還(2-0)。
- 6回表【ATLANTA】
1アウトからオースティン・ライリーがソロHR(3-0)。
- 7回裏【MILWAUKEE】
投手はルーク・ジャクソン。2連続三振で2アウトとなった後、ルイス・ウリアスがシングルで出塁。つづくロレンゾ・ケインがストレートの四球で出塁し、ようやくチャンス到来。
ブルワーズは捕手ピーニャの打順で一旦はボーゲルバックを起用するも、ブレーブスは左のタイラー・マツェックに交代。左が出てきたことから、代打の代打にタイロン・テイラーを指名。しかし、三振に倒れて無得点。
- 8回裏【MILWAUKEE】
先頭のコルテン・ウォンがRFへのシングルで出塁。ノーアウトのランナーだったものの、マツェックに抑えられ、このイニングも得点ならず。
- 9回裏【MILWAUKEE】
投手はウィル・スミス。先頭のクリスチャン・イェリッチが四球。つづくルイス・ウリアスもシングルでつづき、ノーアウトでランナー1、2塁の大チャンス。つづく、ロレンゾ・ケインはRFへいい打球を放つも、アウト。まだチャンスがつづいていたものの、ルーク・メイリーは5-4-3の併殺打。
ブレーブスが3-0でシャットアウト勝利を上げました。
RECAP: #Braves even NLDS behind Fried’s 9-K gem.#BattleATL: https://t.co/ipicXU8LfP@TruistNews pic.twitter.com/papZ7MKLfi
— Atlanta Braves (@Braves) October 10, 2021
マックス・フリード、6回3ヒッター
やはりこのゲームを作った主役は先発のマックス・フリード。6回、81球で被安打が3,スコアレス、奪三振が9、そして与四球が0。
ダーノーのリードもよかったと思います。9月、POM(Pitcher of the Month)の実力通り。
タイラー・マツェックの好リリーフ
ブルワーズに流れが傾きかけた7回裏、タイラー・マツェックの火消しがシャットアウト・リレーを呼びましたね。2番手のルーク・ジャクソン、抑えのウィル・スミスもスコアレス。
ブルワーズはイェリッチに1本出ましたが、2戦でまだ1安打のみ。ここが3戦以降、機能すればというところでしょうか。
アルビーズ、ライリーに結果
またブレーブスは、シーズンを引っ張ったオジー・アルビーズ、オースティン・ライリーにも結果が出ましたので、3戦以降、活発化しそうです。
これで1勝1敗、舞台はアトランタへ移ります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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