NLCSもスタート!
現地2021年10月16日、ドジャース@ブレーブスのNLCSも始まりました。シーズンの勝利数は105勝のドジャースが上回りますが、地区優勝が優先されますので、ブレーブスがホームフィールド・アドバンテージを持つことになります。
ブルペンゲームのドジャースに勝てるか?
NLDSでのジャイアンツとの死闘にリソースをつぎ込みまくったドジャースは中1日では誰を先発させるのか、悩みに悩みました。その結果、コーリー・クネイブルがNLDSの最終戦につづき、2試合連続のスタートとなりました。ドジャースはこれでオープナーによるブルペン・リレーでのゲームが決定。
ブレーブスとすれば、ここは何としてでも勝っておきたいゲームとなりました。
ロスター
まず、ドジャースのロスターです。RHPのエバン・フィリップスとLHPのジャスティン・ブルールがロスターイン。デービッド・プライスとOFのビリー・マッキニーが抜けました。
Here is your 26-man roster for the NLCS. #RepeatLA pic.twitter.com/LuVr4dwJGu
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) October 16, 2021
一方のブレーブスは、RHPのクリス・マーティンと、1Bのヨハン・カマーゴがロスターイン。LHPのディラン・リーと、代走のスペシャリスト、テレンス・ゴアが落ちました。テレンス・ゴア、残念でしたね。
Your 2021 Atlanta #Braves NLCS Roster:#BattleATL pic.twitter.com/Vcn18qUTqg
— Atlanta Braves (@Braves) October 16, 2021
スタメン
ゲーム1のスタメンはご覧の通り。マンシーを怪我で欠くドジャースはプホルズを1Bに。ブレーブスはいつものメンバーというところですね。
# | ドジャース | ブレーブス |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | RF ベッツ 2B T・ターナー SS シーガー 3B J・ターナー C W・スミス 1B プホルズ LF ポロック CF テイラー P クネイブル | LF E・ロザリオ 1B フリーマン 2B アルビーズ 3B ライリー RF ピダーソン CF デュバル C ダーノー SS スワンソン P フリード |
流れ
1点を争うシーソーゲームでした。
- 1回表【LOS ANGELES】
2アウトからコーリー・シーガーが二塁打を放つも、マックス・フリードに退けられ、無得点。
- 1回裏【ATLANTA】(1-0)
サイン違いか、エディー・ロザリオを3塁に置いて、コーリー・クネイブルがワイルドピッチ。ブレーブスが1点を先制(1-0)。
- 2回表【LOS ANGELES】(1-1)
2アウトからA.J.ポロックがダブル。クリス・テイラーがタイムリーを放ち、ドジャースがすかさず同点に(1-1)。
- 4回表【LOS ANGELES】(2-1)
ウィル・スミスがソロHRを放ち、ドジャースが勝ち越し(2-1)。
- 4回裏【ATLANTA】(2-2)
ブレーブスも負けじと、失点直後にオースティン・ライリーがLFへソロHRで再び、タイに(2-2)。
- 5回表【LOS ANGELES】
ピッチャーのトニー・ゴンソリンがシングルで出塁。しかし、ベッツがハードラックなダブルプレー。その後、トレイ・ターナーがシングルを放ち出塁するも、シーガーが三振を奪われ、ちぐはぐな攻撃となり無得点。
- 7回表【LOS ANGELES】
先頭のテイラーが二塁打で出塁。オースティン・バーンズが犠牲バントで1アウト3塁のチャンス。ベッツがポップフライ、トレイ・ターナーが三振に倒れ、無得点。
- 9回表【LOS ANGELES】
2アウトからテイラーが四球で出塁。ここで代打にコディー・ベリンジャー。ベリンジャーの当たりは2Bの頭を超えるRF前シングル。1塁ランナーのテイラーが走塁判断を誤り、オーバーランしたところでタッチアウト。チャンスを活かせず。
- 9回裏【ATLANTA】(3-2)
マウンドにはブレイク・トライネン。
フリーマンが三振した後、アルビーズがシングルで出塁。アルビーズはライリーの打席で2盗に成功。トライネンのモーションが大きい。
スコアリング・ポジションとなり、ライリーがLFの左を抜くヒットを放ち、これでアルビーズが生還。ブレーブス3-2のスコアでサヨナラ勝ち。NLCS初戦をものにしました。
ドジャースのリレー
ブルペン・デーとなったドジャースのリレーは、クネイブルが1イニング、2番手に力のあるビックフォードが3回1アウトまでの1.1イニング。3番手にジャスティン・ブルールで、4回1アウトまでの1イニング。トニー・ゴンソリンが4回2アウト目から5回終了までの1.2イニングを担当。
6回からはベシア、ケリー、ジャンセンが1イニングずつ。9回にトライネンでした。
ドジャースのチャンスを阻んだフリードの投球
マックス・フリードは6イニングを投げ抜きました。球数は81球。被安打8ということから、ドジャースがいかにチャンスメイクしてきたかがわかります。特に5回表に無警戒のゴンソリンにシングルを打たれたシーンは失点の危機でもあったのですが、この日何度もいいところを守っていたアルビーズの守備にも助けられました。
ブレーブスの投手リレーはマツェック、ルーク・ジャクソン、ウィル・スミス。特に7回のマツェックはよく凌いだと思います。
オースティン・ライリーが4-2
4回に同点HR、そして9回の好機にサヨナラ安打を放ったオースティン・ライリーはこの日は4打数2安打、2打点と活躍。
この日はフレディー・フリーマンの後を打ったオジー・アルビーズも4-2。影のMVPはアルビーズと言っていいかもしれませんね。
一方、デュバル以降はノーヒットでしたので、Game2以降の課題となりそうです。
今後
先発に腐心したドジャースはこの日は半ば負けも覚悟していたゲームだったかもしれません。2戦目以降、シャーザー、ビューラー、ウリアスを用意しているので、そこは負けられないですね。
ショートレストでも期待に応えることが出来るシャーザーが2戦目にどういう投球を見せるのか。注目ですね。ブレーブスはGame2にイアン・アンダーソンを起用します。
お読みいただき、ありがとうございました。
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