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【MLB2022】”MAX 102.4mph!”ブレーブスのルーキー、スペンサー・ストライダーが剛球連発で4勝目

ルーキーが躍動中

 現地2022年7月2日、ブレーブス@レッズ戦で、ブレーブスのルーキーのスペンサー・ストライダーが剛球を連発!

 レッズ打線に仕事をさせず、6回まで投げ、被安打1、失点1、奪三振11と圧巻の投球を見せ、見事に4勝目をマークしました。

100mph超えが12球

 スペンサー・ストライダーがこの日が18試合目の登板。開幕当初はリリーフ・ロールでした。登板試合数が多いのはそのためです。4月は2イニング以上のリリーフを任されることが多く、5月13日からはゲーム後半の7回から8回を任されるケースが増えました。ゲーム終盤での投球が評価され、5月30日からはスターターとなっております。

 よって、先発としての登板は、この日でまだ7度目です。

 このゲームでは、立ち上がりの打者二人まではコントロールを重視した投球。しかし、3人めのトミー・ファムを迎えたところからギアがアップ。初回でもう100mphを2球投げております。

特に3回と4回は100mphを連発。100mphを超えない時であっても常時98-99mphを記録するほどのハードな投球でした。

 この日は93球中、100mph超えは12球!すごいボールでしたね。MAXは3回裏にジョナサン・インディアに対した時に投げた102.4mphでした。 

 1安打しか打たれていないのに1点を奪われているのは、デッドボール絡みです。5回裏に先頭のカイル・ファーマーにデッドボール。100mphが手首に当たり、カイル・ファーマーも悶絶です。試合後の検査の結果は骨には異常なしでした。

 その後は2者連続三振の途中で、ワイルド・ピッチで2塁への進塁を許し、ニック・センゼルにタイムリーを浴びて1失点となっております。上述の通り、ヒットはこの1本のみです。

 ゲームの方はオースティン・ライリーの2RBIなどでブレーブスが4-1のスコアで勝利。スペンサー・ストライダーに4勝目がついております。4勝のうち先発での勝利はこれで3勝目です。

奪三振数はルーキー2位も・・・

 スペンサー・ストライダーの奪三振はこの日の11を含めて90に。これはルーキーでは2位の数字。1位はレッズのハンター・グリーンで、93個。

 ただし、上述のようにストライダーは当初、リリーバーでした。よって、ハンター・グリーンとはイニング数が違うのです。ハンター・グリーンは74.0イニングで93個なのに対し、スペンサー・ストライダーは59.2イニングで90個。

 SO9でいけば、ハンター・グリーンは11.31なのに対し、ストライダーは13.58です。いかに奪三振率が高いかがわかりますね。

 なお、被本塁打数はハンター・グリーンが20個なのに対し、スペンサー・ストライダーは3個のみ。

 ファストボールは互いに伸びてくる球質ですが、ハンター・グリーンは4シームのスピン量が平均で2361なのに対し、スペンサー・ストライダーは平均で2340。20ほどしか違いませんが、ハンター・グリーンの方が量が多いので、よく飛ぶようです。

2020年4巡目

 スペンサー・ストライダーは1998年10月28日生まれの23才。ドラフトは2020年のブレーブスの4巡目。なお、2020年のドラフトは5巡目までの指名で終了した縮小版です。逸材がこの範囲内にいてよかったですね。

 MLBデビューは2021年10月1日。シーズン終了間際にコールアップしました。よって、今季はルーキー・ステータスです。

 ますます期待したい投手ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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