ブレーブス、さらに強烈な打線に
現地2020年1月21日、アトランタ・ブレーブスが外野を補強しました。カージナルスからFAとなっていたマーセル・オズーナ(Marcell Ozuna)と1年で合意です。ブレーブスは外野はタレントが多いはずなのですが・・・。
契約内容
ブレーブスとマーセル・オズーナは1年で合意。サラリーは$18M。マーセル・オズーナは今オフ、クオリファイング・オファーを受けたものの拒否。その額が$17.8 Mでしたから、今回の契約ではわずかにそれを上回りました。しかし、単年です。厳しいですね。
ブレーブスの外野
アトランタ・ブレーブスの外野と言えば、ロナルド・アクーニャ・Jr.が大きく目立ちますが、そのほかにニック・マーケイキスがおり、そして2019年はハムストリングス痛など足の故障で65試合出場にとどまったGG賞3度のエンダー・インシアーテなどタレントが豊富でもあります。
- ロナルド・アクーニャ・Jr.: 41HR/ 101 RBI/ 37SB
- エンダー・インシアーテ: BA .246
- ニック・マーケイキス: BA .285/ OBP .356
- アダム・デュバル: HR 10
たしかにニック・マーケイキスは2020年は36才となる大ベテランですし、アダム・デュバルも30才で穴もある選手。怪我人が出たことを考えるともう一人しっかりとした外野手が必要でもありました。
オースティン・ライリーはどうなる?
気になるのは2019年にセンセーショナルなデビューとなったオースティン・ライリーの存在です。2019年は80試合に出場しながらも右膝のLCLの断裂でシーズンを途中離脱したのですが、彼が出場したのは主にLFで58試合。ライリーを競争に晒すというプランかもしれませんが、ちょっともったいない気がします。膝の怪我も完治する頃かと思いますが、仮にライリーを外野から外すとなると、ひょっとしたら、38HR、121RBI の1Bのフレディー・フリーマンとの兼用になるかもしれませんが、それこそ勿体無い起用ですね。3Bでヨハン・カマルゴとの競争になるプランもあると思います。
ファンとしてもライリーは見たいのでうまく回してもらえたら嬉しい限りです。
マーセル・オズーナとは
マーセル・オズーナは1990年11月12日生まれの29才。今が旬と言ってもいい年齢です。
輝いていた2017シーズン
マーセル・オズーナがすごかったのは2017年。このときはマーリンズに在籍し159試合に出場。613打数、191安打を記録。打率.312、OBP .376 、SLG .548、HR 37、RBI 124、OPS + 149という成績で、シルバースラッガー賞を受賞。MVP投票も15位にランクインし、守備ではゴールドグラブ賞も受賞。まさにアウトスタンディングなシーズンでした。
2019年のオズーナ
2019シーズンは130試合に出場、打率.241、OBP .328、SLG .472、HR 29、RBI 89、OPS + 107、WAR 2.2。2017年がピークと言えなくもない状態になってきましたが、上記の通りまだ29才。新天地で新しい刺激を受け、もう一花咲かせてもらいたいところです。
もともとはマーリンズの選手で、2013年から2017年まで過ごしました。
2020年の打線
2020年のブレーブスの打線ですが、かなりすごいです。アクーニャをリードオフにして仮に組んでみるとご覧のラインナップ。
- アクーニャ
- アルビーズ
- フリーマン
- オズーナ
- スワンソン
- カマルゴ/ライリー
- インシアーテ
- ダーノー
オズーナが2番にでも入ったらとれも恐ろしい打線ですね。今年もブレーブスは強そうです。投手もいいですからね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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