ノンテンダーの噂が一転、トレードへ
現地2019年12月2日はノンテンダーのデッドラインでしたが、当初ケン・ローゼンタールさんはじめ多くの記者の皆さんはアスレチックスはプロファーにノンテンダーを出すのではないかという見立てをしていましたが、それを裏切ったのがこのトレードでした。
トレード概要
2020年1月でMLSが5.165で調停ステータスのジュリクソン・プロファー(Jurickson Profar)の2020年のサラリーの予測は$5.8Mでした。アスレチックスはプロファーに対してノンテンダーを出すであろうとは思われていたのですが、一転パドレスへのトレードとなりました。
パドレスGet
まずアスレチックスからパドレスにはこのジュリクソン・プロファー一人が移動。パドレスは調停を避けて$5.7Mで合意した模様です。
アスレチックスGet
パドレスからアスレチックスには捕手のオースティン・アレン(Austin Allen )とPTBNL(Player To be Named later:後日指名)もしくはキャッシュが交換として出されます。
オースティン・アレンとは
オースティン・アレンは右投げ左打ちの捕手で2020シーズンは26才となります。2015年アマチュア・ドラフト、パドレスの4巡目指名の選手。すでにデビュー済みで2019年5月11日にマスクをかぶっています。
2019年の成績は34試合、65打数14安打、BA .215、OBP .282、SLG .277、HR 0,RBI 3、BB 6、SO 21。守りの方ではCS%が11。2019年は1Bも守っています。
アスレチックスはジョシュ・フェグリー(Josh Phegley) をノンテンダーにしましたのでその補強の意味もあると思います。
プロファーの2019年
レンジャーズの才能あふれる内野手として期待されていたプロファーは2018年12月にレンジャーズ、レイズ、アスレチックスの三角トレードでアスレチックスに移籍。
2019年は139試合に出場し、打率 .218、OBP .301、SLG .410、HR 20、RBI 67、BB 48、SO 75。HRは2018シーズンと同様のキャリアハイだったのですが、打率がまるで伸びませんでした。
守備ではアストロズのサイン盗みを告発したマイク・ファイヤーズのNO-NOを支える好プレーを見せたりもしました。
2019シーズンのWARは0.8。
パドレスの2B
プロファーはパドレスでも2Bとして起用される見込み。
パドレスはルイス・ウリアスをブルワーズにトレードに出しましたから、その補強という意味合いかとも思いましたが、イアン・キンスラー、グレッグ・ガルシア、タイ・フランスがいる中でプロファーは2B筆頭候補になりそうです。
パドレスの内野は強力
プロファーの加入により、パドレスの内野陣はこのようなメンバーになりました。
- 1B エリック・ホズマー
- 2B ジュリクソン・プロファー
- 3B マニー・マチャード
- SS フェルナンド・タティス・ジュニア
どう見ても素晴らしいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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