かつての3年連続40HRの主砲を戻す
トレード・デッドラインが終了しましたが、各クラブともかなり動いております。
そんな中、現地2021年8月5日、オークランド・アスレチックスがかつてのHRアーティスト、クリス・デービス(Khris Davis)とサインしました。
標題の”Kh”とは、クリス・デービスのスペルのことです。クリス・デービスと書くと、オリオールズのクリス・デービス(Chris Davis)と見分けがつかないため、かつてアスレチックスにいたKhrisの方ですよという意味で記載しました。
契約内容
契約はマイナーディールです。
クリス・デービスのポジションはLFもしくはDHですが、現時点でアスレチックスは野手陣が非常に頑張っており、チャド・ピンダーが10 Day ILになっている程度。
DHにはミッチ・モアランド、マーク・カナがおり、ロスターに入るのは厳しい状態ですが、この状況でも怪我人が出ると一変するので、クリス・デービスにはしっかり準備だけはしてもらいたいですね。
A’s、クリス・デービスを戻した形に
クリス・デービスは現地2021年2月6日に、エルビス・アンドラスとのトレードでレンジャーズへ。今回のマイナー契約で、アスレチックスは結局、クリス・デービスを再び支配下に置くことに。
クリス・デービスは現地2021年8月6日時点で33才。2016年から2018年には3シーズン連続で40HR以上を達成。2018年はなんと48HRです。とくに2018年にアスレチックスがポストシーズンに進めたのも、クリス・デービスのHRラッシュの力が大きく影響。
レンジャーズをDFA
2021シーズン、レンジャーズに移籍したクリス・デービスは、22試合で51-8、打率.157、OBP .262、SLG .333、HR2、RBI 5という数字。先発出場で9イニングまで出ていたゲームは13試合でした。あとは代打での出場。
レンジャーズはSSのエルビス・アンドラスを手放したものの、クリス・デービスがこの成績でしたから、6月にDFA。ウェーバーで声がかからずリリースとなり、FAとなっていました。
アスレチックスにいたかったというクリス・デービスが復調すれば、アスレチックスはさらに面白いことになりそうですが、どうでしょうか!?
注目したいですね。
下記の動画は2020年のアストロズとのALDS Game1でのHRです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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