どんなスケジュール!
現地2021年9月19日、エンゼルスとの3ゲームシリーズで最大の難関と目されていた大谷選手の先発ゲームさえも制したアスレチックス。
ポストシーズンへ向け、負けられない戦いが続いています。
ただ、9月第2週に3位に落ちた状況からはかなり改善しており、現地2021年9月19日時点でア・リーグ西地区2位です。
アスレチックスの順位
現地2021年9月19日終了時点でのアスレチックスの現在位置を見てみましょう。
【ア・リーグ西地区】
- アストロズ:88-61
- アスレチックス: 82-67 (ゲーム差6.0)
- マリナーズ: 80-69 (首位とのゲーム差8.0)
ワイルドカードの順位はご覧の通りです。
【ALワイルドカード順位】
- レッドソックス: 86-65
- ブルージェイズ: 84-65
- ヤンキース:83-67
- アスレチックス: 82-67
- マリナーズ: 80-69
アスレチックスの残りスケジュールがすごい
そして、アスレチックスの今後のスケジュールも見てみます。ご覧の通り、マリナーズ→アストロズ→マリナーズ→アストロズと1位と3位のクラブと2回ずつ計12試合を戦うというとんでもないスケジュールが組まれています。
【アスレチックスの残りスケジュール】
- 9/20-23: マリナーズとの4連戦(@オークランド)←アストロズはLAAと4連戦
- 9/24-26: アストロズとの3連戦(@オークランド)
- 9/27-29: マリナーズとの3連戦(@シアトル)←アストロズはTBRと3連戦
- 10/1-3: アストロズとの3連戦(@ヒューストン)
直接対決前に最悪でも現状維持
首位アストロズとのゲーム差が6.0となったこの日ですが、残りの直接対決がなんと6試合!確率的に言えば、大逆転もあり得ることに。
ただ、それを実現するには、アストロズがエンゼルスに4連勝したとして、アスレチックスもマリナーズに4連勝して現状をキープして1度目の直接対決を迎えるのが理想。
当然、そううまくいく訳もなく、双方ともに負け試合が重なり、現状維持で迎え合えたら、アスレチックスとしては万々歳でしょう。
あくまでWC二枠目を死守
アスレチックスはどんなことを起こすかわからない要素があるクラブですので、ファンとしてはその流れになれば面白いなと思うのですが、アスレチックスの現実的な戦略としては、やはりなんとしてでもワイルドカード2枠目のブルージェイズより勝率を上回ること。そこを是が非でも死守というところだと思います。
その結果、面白いことになればベストかと。
ちなみにブルージェイズは、レイズ(3)→ツインズ(4)→ヤンキース(3)→オリオールズ(3)と続きます。
MLBはXファクター多し!
どうなるかわからないのが野球の魅力の一つですが、ことMLBにおいては極端な事象が発生することがあります。つまりXファクターが多いのがMLB。
アスレチックスが今後、そんなことを起こしてくれるのか? これもレギュラーシーズンの残りゲームを楽しむための注目ポイントの一つです。
追記
(その1)2021年9月20日
現地2021年9月20日のアスレチックスですが、後半追い上げるも、マリナーズに2-4で敗れました。絶好調だったショーン・マナエアはついに10敗目(10勝10敗)。首位アストロズはエンゼルスの粘りにあい、2-0の僅少リードで後半に突入。終盤に打線が爆発。結局10-0のスコアでエンゼルスに圧勝しました。
【ア・リーグ西地区】
- アストロズ:89-61 ←マジック6
- アスレチックス: 82-68(ゲーム差7.0)
- マリナーズ: 81-69 (首位とのゲーム差8.0)
また、ワイルドカードはブルージェイズ(2位)が敗れ、ヤンキース(3位)が勝利。よって、2位-3位の間は縮まりましたが、3位-4位(アスレチックス)の間が拡がっています。
まずは重要カードの1日目の様相でした。
(その2)マネーボールならず!
- 9/20-23: マリナーズとの4連戦(@オークランド):結果は4連敗
- 9/24-26: アストロズとの3連戦(@オークランド):結果はアストロズをスイープ
このように、肝心なところでマリナーズにスイープされ、これで終焉かと思いきや、今度はアストロズをスイープするというなんとも言い難い結果を演出したアスレチックス。
しかし、現地2021年9月27日から始まったマリナーズとの2度めの3ゲームシリーズの初戦で、4-13と大敗。これにより、アスレチックスは、まずは地区優勝からの敗退が決定。
わずかな確率のワイルドカード枠2位を狙う
残るはワイルドカード枠2位へ入れるかどうか。かなり高いハードルですが、これを決する残り2戦ということになりそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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