HOT STOVE for 2020
現地2019年12月3日、オークランド・アスレチックスは今オフ、アスレチックスからFAとなったジェイク・ディークマン(Jake Diekman)と再契約。2年契約で合意しました。
契約内容
契約は2年(2020-21)、 $7.5M。支払いは均等割で年当たり$3.75M。3年目の2020年はクラブオプション。金額は出ていませんが、$3.75Mに近い額かと思います。
リリーバー補強
今回のディークマンの獲得はもちろんリリーバー補強です。
トライネンのサラリーでディークマンを2年契約
ブレイク・トライネンの2019年のサラリーは$6.4M。調停による2020年のサラリーは$7.8Mと見込まれていて、アスレチックスとしては金額が合わないことからノンテンダーとしたのでした。
今回のジェイク・ディークマンの獲得は、トライネンのサラリーでディークマンを2年コントールできるような形となりました。
盤石なアスレチックス・リリーバー陣
3バッターミニマムとなる2020シーズンですが、アスレチックスは今のところ、下記のようなリリーバー陣となっています。オールスターでも投げたライアム・ヘンドリクスがクローザー・ロールを担うことになっています。
- ライアム・ヘンドリクス(CL予定)
- ヤスメイロ・ペティット
- ルー・トリビーノ
- ホアキム・ソリア
- ジェイク・ディークマン(L)
- J・B・ウェンデルケン
- ポール・ブラックバーン
- T.J. マクファーランド(L)2019はDバックス
- ダニエル・メンデン
- A・J・パック(L)
- ヘスス・ルザルド(L)
このうち、A・J・パックとヘスス・ルザルドはスタートに回るかもしれません。ライアン・ブッチャーをノンテンダーとしたのでディークマンの獲得は貴重なサウスポーとなります。
一応、現時点でのスターター陣も記載しておきます。フランキー・モンタスは2019年6月終盤にPedsの問題で80試合のサスペンションの処分を受けましたが、2020シーズンは開幕から出場できそうです。
- マイク・ファイヤーズ
- クリス・バシット
- ショーン・マナエア(L)
- フランキー・モンタス
ジェイク・ディークマンの2019シーズン
2020シーズンで33才のシーズンとなるジェイク・ディークマン。2019年は76試合、62.0 イニングに登板。ERA 4.65、奪三振 84。WARは0.1。2020年もタフネス左腕に大きな期待が寄せられそうです。
リリースの時に突っ立つようなスタイルになるので一見、超技巧派に見えますが、ファストボールはまだまだ97mphを投げ込んできます!
お読みいただき、ありがとうございました。
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