頼もしい存在も、2年連続で途中離脱
現地2022年6月17日、ロサンゼルス・エンゼルスは、3Bのアンソニー・レンドンが右手首手術のため、シーズン・エンディングとなることを発表しました。
出れば活躍する頼もしい存在のアンソニー・レンドンですが、もともとは故障がちではあります。今回の離脱でアンソニー・レンドンは2021年の右股関節のインピンジメント手術に続き、2年連続の途中離脱ということになりました。
5月28日に右手首の炎症
2022年は開幕からスタメンに名を連ねたアンソニー・レンドン。2022年5月26日まではジョー・マッドン元監督もうまく起用。時折、オフも入れてロックアウトの影響で短期間に詰め込まれたスケジュールにより、下半身の怪我が再発しないように上手に調整していました。
2022年は45試合で、162−37、打率.228、OBP .324、SLG .383、OPS .707、二塁打10、HR 5、RBI24、BB23。
要所でのボールの見極めが抜群
今季のアンソニー・レンドンは、左打席でのHRなど派手な活躍をしたこともありました。
しかし、レンドンの魅力は打撃力もさることながら、それこそ数字ではOBPに反映されるものの、それ以上の価値をもたらす要所での選球眼などベテランならでは渋い魅力も十二分に発揮。やはり、彼がいることで打線が機能する面も見逃すことはできません。
その打線のキーマンのような存在が、5月28日に右手首の炎症によりIL入りとなり、この後はトラウトの不振も重なり、チーム力が急速に低下し、14連敗を喫したのはご承知の通りです。痛いですね。
2021年も58試合で離脱
2021年は7月4日が最後
アンソニー・レンドンは2021年シーズンも4月半ばに鼠径部の張りでIL入りし、 5月5日には左膝の打撲で2度目の10Day IL。 7月6日には左ハムストリングを傷めて3度目のIL入り。この後は右股関節インピンジメントの手術を受け、シーズン・エンディングとなりました。2021年は58試合で 打率.240、OBP .329、SLG .382、OPS .712、二塁打13、HR 6という成績に終わりました。
アンソニー・レンドンは2020年にFAでエンゼルスに移籍。7年(2020-26)/$245Mでサインしています。AAVは$35M/年です。
フレッチは7月
エンゼルスはこれでタイミング良く、デービッド・フレッチャーが上がってくれればありがたいのですが、フレッチャーは5月10日に左右の内転筋の手術を受け、復帰は7月上旬から中旬の予定です。
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